保環研動向調査トップケイタイカレンダー2004年第51週(12月第3週)グラフ一覧
島根県感染症情報(週報) 2004年 第51週 (12/13〜12/19)
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)IDWR
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :出雲圏域から2件報告がありました。インフルエンザの流行シーズンになりました。予防 接種がインフルエンザ予防の基本です。また、うがいや手洗い等の感染予防対策を始め、栄 養や睡眠を十分にとり体力を付けるようにしましょう。
○感染性胃腸炎 :12月はノロウイルスによる胃腸炎が増加します。学校では集団感染が発生しています。手 洗いを十分にし、二枚貝は十分に加熱して食べるようにして、感染予防に気を付けてください。
○A群溶連菌咽頭炎 :冬の流行期に入り、全県で報告が増加しています。
○手足口病 :季節はずれの流行が続いています。東部では再び増加傾向にあります。
○水痘 :流行シーズンに入り報告が増加しています。 特に大田圏域で急増しています。
○百日せき :過去3年は報告がほとんどありませんでしたが、今年4月からやや多い状態が続いています。 今週は4件(松江圏域1件、大田圏域3件)の報告がありました。
3)主な病原体の分離状況
 感染性胃腸炎からノロウイルスG2が検出され、また出雲圏域と大田圏域の小学校での集団下痢症事例もノロウ イルスG2によるものでした。手足口病からはコクサッキーA16型ウイルスが分離されています。無菌性髄膜炎か らは夏期に流行したエコー18型に替わりエコー6型が分離されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 横這 報告なし × 横這 横這 ×
咽頭結膜熱 増加 増加 横這 横這
感染性胃腸炎 増加 横這 増加 増加
A群溶連菌咽頭炎 増加 増加 増加 横這
水痘 増加 増加 横這 増加
手足口病 横這 横這 減少 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし

インフルエンザ発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ
A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧