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島根県感染症情報(週報) 2004年 第49週 (11/29〜12/5)
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)IDWR
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 腸管出血性大腸菌感染症が7件(O26:雲南圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :出雲圏域から今シーズン初めての報告が1件あり、B型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :例年12月に入ると急増します。手洗いを十分にして感染予防に気を付けてください。
○A群溶連菌咽頭炎 :雲南圏域では報告が続き、東部でも増加しています。冬期に増加する疾患ですので、他の 地域でも要注意です。
○手足口病 :季節はずれの流行が全県的に続いていますが、ピークを過ぎて減少傾向にあります
○流行性耳下腺炎 :患者数は減少しましたが、益田圏域では散発的な報告が続いています。
○水痘 :冬の流行シーズンに入り、全県で報告が増加しています。
○百日咳 :2000年の小流行以来ほとんど報告がありませんでしたが、今週は6件(松江圏域4件、大田圏域2件) の報告がありました。
3)主な病原体の分離状況
 手足口病からはコクサッキーA16型ウイルスが分離されています。雲南圏域では、腸管出血性大腸菌O26による 集団感染事例があり、一次終息しましたが新たに患者と健康保菌者が見つかっています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 横這 報告なし × 横這 報告なし ×
感染性胃腸炎 横這 減少 横這 横這
A群溶連菌咽頭炎 横這 増加 減少 横這
水痘 増加 横這 増加 横這
手足口病 横這 横這 横這 横這
流行性耳下腺炎 横這 横這 × 横這 × 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし

インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧