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島根県感染症情報(週報) 2004年 第36週 (8/30〜9/5)
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)IDWR
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 腸管出血性大腸菌感染症(O157)が2件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○咽頭結膜熱 :全県で減少傾向ですが、依然例年より多い状態にあります。
○ヘルパンギーナ :全県で報告数が減少し、散発程度になっています。
○流行性耳下腺炎 :東部および西部の患者数も減少しました。
○手足口病 :散発的な報告があり、目立った動きはありませんが注意が必要です。
○伝染性紅斑 :患者数が減少しましたが、しばらく注意が必要です。
○無菌性髄膜炎 :東中部で流行しています。
3)主な病原体の分離状況
 無菌性髄膜炎からはエコー18型が分離されています。咽頭結膜熱からは、アデノウイルス3型をはじめ、1型、2型 が分離されています。ヘルパンギーナからはコクサッキーA4型および2型が分離されています。腸管出血性大 腸菌O157の報告がありました。島根県ではじめてのビブリオ・バルニフィカスによる原発性敗血症が報告されました。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
咽頭結膜熱 減少 減少 横這 横這 ×
感染性胃腸炎 横這 横這 横這 横這
ヘルパンギーナ 減少 減少 × 横這 横這
流行性耳下腺炎 横這 減少 横這 × 横這
手足口病 横這 横這 横這 × 横這
無菌性髄膜炎 横這 横這 横這 × 報告なし ×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし

咽頭結膜熱発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ
流行性耳下腺炎発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 無菌性髄膜炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧