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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
腸管出血性大腸菌感染症(O157)が2件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○咽頭結膜熱
:全県で減少傾向ですが、依然例年より多い状態にあります。
○ヘルパンギーナ :全県で報告数が減少し、散発程度になっています。
○流行性耳下腺炎 :東部および西部の患者数も減少しました。
○手足口病 :散発的な報告があり、目立った動きはありませんが注意が必要です。
○伝染性紅斑 :患者数が減少しましたが、しばらく注意が必要です。
○無菌性髄膜炎 :東中部で流行しています。
3)主な病原体の分離状況
○ヘルパンギーナ :全県で報告数が減少し、散発程度になっています。
○流行性耳下腺炎 :東部および西部の患者数も減少しました。
○手足口病 :散発的な報告があり、目立った動きはありませんが注意が必要です。
○伝染性紅斑 :患者数が減少しましたが、しばらく注意が必要です。
○無菌性髄膜炎 :東中部で流行しています。
無菌性髄膜炎からはエコー18型が分離されています。咽頭結膜熱からは、アデノウイルス3型をはじめ、1型、2型
が分離されています。ヘルパンギーナからはコクサッキーA4型および2型が分離されています。腸管出血性大
腸菌O157の報告がありました。島根県ではじめてのビブリオ・バルニフィカスによる原発性敗血症が報告されました。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
咽頭結膜熱 | ○ | △ | △ | × |
感染性胃腸炎 | ○ | ◎ | ○ | ○ |
ヘルパンギーナ | ○ | × | △ | ○ |
流行性耳下腺炎 | △ | △ | × | △ |
手足口病 | ○ | △ | × | △ |
無菌性髄膜炎 | ○ | ○ | × | × |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし