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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
腸管出血性大腸菌感染症が1件(松江圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○咽頭結膜熱
:全県で減少傾向にありますが、依然例年に比べ多い報告です。
○ヘルパンギーナ :7月のピーク時に比べ、1/10にまで報告数が減少しました。
○流行性耳下腺炎 :県西部と東部でやや流行していますが、中部では散発的な報告です。
○手足口病 :散発的な報告ですが、やや増加傾向がみられます。
○伝染性紅斑 :患者数が減少し散発的ですが、雲南・出雲圏域からの報告があります。
○無菌性髄膜炎 :東中部で流行していますが、西部での報告はありません。
○水痘 :9月は1年間で最も患者数が少ない季節にあたり、ほとんど報告がありません。
3)主な病原体の分離状況
○ヘルパンギーナ :7月のピーク時に比べ、1/10にまで報告数が減少しました。
○流行性耳下腺炎 :県西部と東部でやや流行していますが、中部では散発的な報告です。
○手足口病 :散発的な報告ですが、やや増加傾向がみられます。
○伝染性紅斑 :患者数が減少し散発的ですが、雲南・出雲圏域からの報告があります。
○無菌性髄膜炎 :東中部で流行していますが、西部での報告はありません。
○水痘 :9月は1年間で最も患者数が少ない季節にあたり、ほとんど報告がありません。
無菌性髄膜炎からはエコー18型が分離されています。咽頭結膜熱からは、アデノウイルス3型をはじめ、1型、2
型が分離されています。ヘルパンギーナからはコクサッキーA4型および2型が分離されています。また、腸管出
血性大腸菌O26の報告がありました。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
咽頭結膜熱 | ◎ | ◎ | ○ | × |
水痘 | △ | × | △ | △ |
ヘルパンギーナ | ○ | △ | △ | ○ |
流行性耳下腺炎 | △ | ○ | △ | ○ |
手足口病 | ○ | △ | △ | ○ |
無菌性髄膜炎 | △ | × | △ | × |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし