腸管出血性大腸菌感染症が5件(益田圏域)、急性ウイルス性肝炎(B型) が1件(松江圏域)報告されています。

○咽頭結膜熱 ：全県で減少傾向にあります。もうすぐ終息すると思われますが、しばらく注意が必要です。
○感染性胃腸炎 ：夏期は食中毒原因菌による細菌性下痢症が増加します。食品の保存温度に注意しましょう。
○手足口病 ：目立った動きはなく、流行していません。
○流行性耳下腺炎 ：益田圏域での流行は減少傾向にありますが、東中部でも報告されるようになりました。
○伝染性紅斑 ：患者数が減少しましたが、しばらく注意が必要です。
○ヘルパンギーナ ：流行はピー クを過ぎたようですが、全県で報告が続いています。
○無菌性髄膜炎 ：松江圏域からの報告が多くなっています。例年に比べ患者数が多いようです。

　無菌性髄膜炎からはエコー18型が分離されています。咽頭結膜熱からは、アデノウイルス3型をはじめ、1型、2 型が分離されています。ヘルパンギーナからはコクサッキーA2,4型が分離されています。腸管出血性大腸菌 Ｏ157が乳幼児とその家族から検出されました。