保環研動向調査トップケイタイカレンダー2004年第23週(6月第1週)グラフ一覧
島根県感染症情報(週報) 2004年 第23週 (5/31〜6/6)
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)IDWR
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :今シーズンの流行は終息したようです。
○咽頭結膜熱 :例年より高いレベルで流行が続いています。出雲圏域で急増しています。
○A群溶連菌咽頭炎 :東中部で報告が続いています。
○感染性胃腸炎 :例年より多い報告数が続いています。冬から春にかけてはウイルス性の胃腸炎が主体です が、夏にかけては細菌性の胃腸炎が多くなりますので注意しましょう。
○手足口病 :東中部で報告されるようになりました。今後の流行拡大に要注意です。
○流行性耳下腺炎 :山口県で流行しており、益田圏域でも流行が続いています
○伝染性紅斑 :患者数が徐々に増加しており、流行期に入っています。
○ヘルパンギーナ :報告が増加し始めています。例年7月中旬をピークに流行しますので、注意してください。
3)主な病原体の分離状況
 咽頭結膜熱からはアデノウイルス3型をはじめ1型・2型が分離されています。胃腸炎からはA群ロタウイルスが 多く検出されていますが、嘔吐下痢症の集団発生事例からノロウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 横這 横這 横這 横這 ×
咽頭結膜熱 増加 横這 増加 横這
感染性胃腸炎 横這 減少 横這 横這
伝染性紅斑 横這 横這 × 横這 横這
ヘルパンギーナ 横這 横這 横這 横這
流行性耳下腺炎 横這 横這 横這 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし

インフルエンザ発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ
伝染性紅斑発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧