保環研動向調査トップケイタイカレンダー2004年第21週(5月第3週)グラフ一覧
島根県感染症情報(週報) 2004年 第21週 (5/17〜5/23)
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)IDWR
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :流行は終息しつつあるようですが、B型の流行が尾を引いていますので注意してください。
○咽頭結膜熱 :患者報告数が、過去5年で最も高いレベルで数週間続いています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスによる胃腸炎の流行は減少しましたが、小学校で感染経路は不明ですが集団 感染が発生しました。経口感染が中心ですので、十分な手洗いを心がけ、吐物を取り扱うと きはマスクを装着しましょう。
○流行性耳下腺炎 :山口県で流行しており、益田圏域でも流行が続いています。
○ヘルパンギーナ :例年より2〜3週早く報告が増加し始めています。
○伝染性紅斑 :松江・出雲・大田圏域で徐々に報告数が増加しつつあります。
3)主な病原体の分離状況
 インフルエンザは、東部・西部地域でB型ウイルスが分離されています。咽頭結膜熱からはアデノウイルス1・2・3 型が分離されています。胃腸炎からはA群ロタウイルスが多く検出されていますが、嘔吐下痢症の集団発生事例 からノロウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 横這 横這 横這 横這
咽頭結膜熱 横這 横這 横這 横這
感染性胃腸炎 減少 減少 減少 横這
伝染性紅斑 横這 横這 × 増加 横這
ヘルパンギーナ 横這 横這 横這 横這
流行性耳下腺炎 横這 横這 横這 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし

インフルエンザ発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ
伝染性紅斑発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧