保環研動向調査トップケイタイカレンダー2004年第20週(5月第2週)グラフ一覧
島根県感染症情報(週報) 2004年 第20週 (5/10〜5/16)
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)IDWR
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :雲南圏域からの報告数が急増しています。浜田・益田圏域の流行は終息しつつあるようで すが、シーズン遅くまで流行するのがB型ウイルスの特徴ですので、今後も注意してください。
○咽頭結膜熱 :患者の報告数は、過去5年で最も高いレベルになっています。
○感染性胃腸炎 :4月下旬からのA群ロタウイルスによる流行はピークを越えたようですが、患者報告数は 依然多い状態が続いています。罹患年齢は1歳から3歳までの乳幼児が多く、感染経路は 経口感染が中心です。
○流行性耳下腺炎 :山口県で流行しており、益田圏域でも流行が続いています。
○風しん :関東・九州を中心に患者数が増加していますが、島根県での患者報告はありません。
○ヘルパンギーナ :例年より2〜3週早く報告が増加し始めています。5月下旬には流行期に入ると思われます。
3)主な病原体の分離状況
 インフルエンザでは、東部・西部地域でB型ウイルスが分離されています。咽頭結膜熱からはアデノウイルス 1・2・3型が分離されています。また、感染性胃腸炎からは、A群ロタウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 横這 横這 横這 横這
感染性胃腸炎 減少 減少 減少 減少
咽頭結膜熱 増加 横這 横這 増加
水痘 横這 横這 横這 横這
A群溶連菌咽頭炎 横這 減少 横這 横這
流行性耳下腺炎 横這 横這 横這 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし

インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧