県内感染症情報(概況).
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
クロイツフェルト・ヤコブ病が1件(松江圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ
:定点当たり報告数は東・中部は1人以下、西部では2人以下にまで減少しました。しかし、隠
岐圏域では今週も6人の報告がありました。
○A群溶連菌咽頭炎 :広範な地域から報告されていますが、中・西部では減少傾向にあります。
○感染性胃腸炎 :県全体の定点当たりの報告数は前週と殆ど変わらず(第13週7.2人、14週7人)、しばらく横這 い状態が続きそうです。罹患年齢は1歳から4歳までの幼児が中心となっています。感染経路 は経口感染が中心です。十分な手洗いを心がけてください。
○水痘 :水痘は1月を中心とした冬期と、5月と中心とした初夏の2峰性に流行します。今後初夏の流 行に向けて徐々に患者数が増加していく思われます。
○流行性耳下腺炎 :益田圏域での流行は第12週をピークに減少に転じています。
3)主な病原体の分離状況
○A群溶連菌咽頭炎 :広範な地域から報告されていますが、中・西部では減少傾向にあります。
○感染性胃腸炎 :県全体の定点当たりの報告数は前週と殆ど変わらず(第13週7.2人、14週7人)、しばらく横這 い状態が続きそうです。罹患年齢は1歳から4歳までの幼児が中心となっています。感染経路 は経口感染が中心です。十分な手洗いを心がけてください。
○水痘 :水痘は1月を中心とした冬期と、5月と中心とした初夏の2峰性に流行します。今後初夏の流 行に向けて徐々に患者数が増加していく思われます。
○流行性耳下腺炎 :益田圏域での流行は第12週をピークに減少に転じています。
インフルエンザは県下東・中・西部の病原体検査定点からA香港型(AH3)が分離されました。B型は第8週に東部
で1人、12、13、14週に西部で1人ずつから分離されていますが、大きな流行にはなっていない模様です。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
インフルエンザ | ○ | ○ | △ | ○ |
感染性胃腸炎 | ○ | ◎ | ○ | ◎ |
伝染性紅斑 | △ | × | △ | △ |
A群溶連菌咽頭炎 | ○ | ○ | △ | △ |
水痘 | ○ | ○ | ◎ | ○ |
流行性耳下腺炎 | △ | △ | × | ○ |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし