県内感染症情報(概況).
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
急性ウイルス性肝炎(B型)が1件(松江圏域)報告がありました。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ
:定点当たり報告数は第7週をピークに減少し、隠岐圏域以外では2人以下に減少しましたが、
隠岐圏域では今週も12.5人の報告がありました。
○咽頭結膜熱 :松江・出雲・益田圏域で報告がみられています。
○A群溶連菌咽頭炎 :大きな発生には至っていませんが、広範な地域から報告されています。
○感染性胃腸炎 :県全体で増減を繰り返しています。定点当たりの報告数は前週(第12週の5.8人)より今週は 7.2人と増加しました。しばらく多い状態が続きそうです。罹患年齢は1歳から9歳まで幅広くみ られます。感染経路は経口感染が中心です。十分な手洗いを心がけてください。
○水痘 :定点当たり報告数は第2週をピークに減少していますが、隠岐圏域以外で報告が続いています。
○流行性耳下腺炎 :益田圏域での流行が続いています。
3)主な病原体の分離状況
○咽頭結膜熱 :松江・出雲・益田圏域で報告がみられています。
○A群溶連菌咽頭炎 :大きな発生には至っていませんが、広範な地域から報告されています。
○感染性胃腸炎 :県全体で増減を繰り返しています。定点当たりの報告数は前週(第12週の5.8人)より今週は 7.2人と増加しました。しばらく多い状態が続きそうです。罹患年齢は1歳から9歳まで幅広くみ られます。感染経路は経口感染が中心です。十分な手洗いを心がけてください。
○水痘 :定点当たり報告数は第2週をピークに減少していますが、隠岐圏域以外で報告が続いています。
○流行性耳下腺炎 :益田圏域での流行が続いています。
インフルエンザでは県下東・中・西部の病原体検査定点からA香港型(AH3)ウイルスが分離されています。分離数
は少ないものの東部・西部でB型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
インフルエンザ | ○ | △ | ○ | ○ |
感染性胃腸炎 | ◎ | ◎ | ◎ | ○ |
伝染性紅斑 | △ | × | △ | × |
A群溶連菌咽頭炎 | ◎ | △ | ◎ | ○ |
水痘 | ○ | ◎ | ○ | ○ |
流行性耳下腺炎 | ○ | △ | × | ○ |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし