県内感染症情報(概況).
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ
:隠岐圏域では前週(定点当り報告数17人)より今週は26人に増加していますが、他の圏域では
いずれも2人以下に減少しています。閉鎖措置学校は前週が4校でしたが、今週はありません。
○咽頭結膜熱 :出雲・益田圏域で報告がみられていますが、松江圏域での発生はなくなりました。
○A群溶連菌咽頭炎 :大きな発生には至っていませんが、広範な地域から報告されています。
○感染性胃腸炎 :県全体で増減を繰り返していましたが、定点当たりの報告数は前週(第11週の7.0人)より今 週は5.8人へと減少しました。しばらく横這い状態が続きそうです。罹患年齢は1歳から9歳ま で幅広くみられます。感染経路は経口感染が中心です。十分な手洗いを心がけてください。
○水痘 :県全体では増減を繰り返しています。松江・雲南圏域では多発しています。
○流行性耳下腺炎 :益田圏域からの報告数が急増しています。
3)主な病原体の分離状況
○咽頭結膜熱 :出雲・益田圏域で報告がみられていますが、松江圏域での発生はなくなりました。
○A群溶連菌咽頭炎 :大きな発生には至っていませんが、広範な地域から報告されています。
○感染性胃腸炎 :県全体で増減を繰り返していましたが、定点当たりの報告数は前週(第11週の7.0人)より今 週は5.8人へと減少しました。しばらく横這い状態が続きそうです。罹患年齢は1歳から9歳ま で幅広くみられます。感染経路は経口感染が中心です。十分な手洗いを心がけてください。
○水痘 :県全体では増減を繰り返しています。松江・雲南圏域では多発しています。
○流行性耳下腺炎 :益田圏域からの報告数が急増しています。
インフルエンザは県下東・中・西部の病原体検査定点からA香港型(AH3)ウイルスが分離されています。第8週にB
型インフルエンザが東部で1名から分離され、その後西部で迅速キットで検出されるようになり、今後の動きが注目
されます。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
インフルエンザ | ○ | ○ | ○ | ○ |
感染性胃腸炎 | ○ | ◎ | ○ | ○ |
伝染性紅斑 | △ | × | △ | △ |
A群溶連菌咽頭炎 | ◎ | ◎ | ◎ | ○ |
水痘 | ○ | ○ | ◎ | ○ |
流行性耳下腺炎 | ○ | △ | × | ○ |
流行の推移:
:急増
:増加傾向
:急減
:減少傾向
:横這
:報告なし
今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
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