県内感染症情報(概況).
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ
:隠岐圏域で前週(定点当り報告数14.0人)より今週は17.0人に増加していますが、他の圏域で
はいずれも減少(2.0〜15.0人→1.2〜4.8人)しています。
○咽頭結膜熱 :出雲・益田圏域で報告がみられていますが、松江圏域での発生はなくなりました。
○A群溶連菌咽頭炎 :大きな発生には至っていませんが、広範な地域から報告されています。
○感染性胃腸炎 :県全体では増減を繰り返しており、出雲・雲南圏域で増加傾向に、他の地域では横這い 状態です。罹患年齢は1歳から9歳まで幅広くみられます。感染経路は経口感染が中心です。 十分な手洗いを心がけてください。
○水痘 :全体では多発期のピークは過ぎたようですが、増減を繰り返しています。
○流行性耳下腺炎 :松江・浜田・益田圏域から報告があります。
3)主な病原体の分離状況
○咽頭結膜熱 :出雲・益田圏域で報告がみられていますが、松江圏域での発生はなくなりました。
○A群溶連菌咽頭炎 :大きな発生には至っていませんが、広範な地域から報告されています。
○感染性胃腸炎 :県全体では増減を繰り返しており、出雲・雲南圏域で増加傾向に、他の地域では横這い 状態です。罹患年齢は1歳から9歳まで幅広くみられます。感染経路は経口感染が中心です。 十分な手洗いを心がけてください。
○水痘 :全体では多発期のピークは過ぎたようですが、増減を繰り返しています。
○流行性耳下腺炎 :松江・浜田・益田圏域から報告があります。
インフルエンザは県下東・中・西部の病原体検査定点からA香港型(AH3)ウイルスが分離されています。第8週に
B型インフルエンザが東部で1名から分離されていますが、その後、西部でB型が迅速キットで検出されており、
今後の動きが注目されます。
(詳細はホームページに掲載していますので、ご覧下さい)(詳細はホームページに掲載していますので、ご覧下さい)
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
インフルエンザ | ○ | ○ | ○ | ○ |
感染性胃腸炎 | ○ | ○ | ◎ | ○ |
伝染性紅斑 | × | × | × | × |
A群溶連菌咽頭炎 | ◎ | ◎ | ○ | ○ |
水痘 | ○ | ○ | ○ | △ |
流行性耳下腺炎 | ○ | △ | △ | ○ |
流行の推移:
:急増
:増加傾向
:急減
:減少傾向
:横這
:報告なし
今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
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