県内感染症情報(概況).
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ
:東部での流行の減少を追い、中・西部でも流行が減少してきましたが、中・西部では未だ約
200名ずつの患者が発生しています。また、学校等の集団発生は閉鎖数が24校から9校に
減少しています。
○咽頭結膜熱 :東・中部から発生報告がみられます。
○A群溶連菌咽頭炎 :東・中部で報告数が変動しています。寒暖の差が激しい時期ですので、しばらく発生が続く と思われます。
○感染性胃腸炎 :減少傾向にありますが、県全体で123名報告され、流行は横這い状態です。罹患年齢は1歳か ら9歳まで幅広くみられます。感染経路は経口感染が中心です。十分な手洗いを心がけてください。
○水痘 :全体では多発期のピークは過ぎたようです。中部での報告数も5名に減少し、流行は終息に 向かっています。
○流行性耳下腺炎 :西部で11名の報告があり、流行が益田圏域から浜田圏域、大田圏域へ拡大しているかに見え ますが、今後の動向に注意が必要です。
3)主な病原体の分離状況
○咽頭結膜熱 :東・中部から発生報告がみられます。
○A群溶連菌咽頭炎 :東・中部で報告数が変動しています。寒暖の差が激しい時期ですので、しばらく発生が続く と思われます。
○感染性胃腸炎 :減少傾向にありますが、県全体で123名報告され、流行は横這い状態です。罹患年齢は1歳か ら9歳まで幅広くみられます。感染経路は経口感染が中心です。十分な手洗いを心がけてください。
○水痘 :全体では多発期のピークは過ぎたようです。中部での報告数も5名に減少し、流行は終息に 向かっています。
○流行性耳下腺炎 :西部で11名の報告があり、流行が益田圏域から浜田圏域、大田圏域へ拡大しているかに見え ますが、今後の動向に注意が必要です。
インフルエンザは県下東・中・西部の病原体検査定点からA香港型(AH3)ウイルスが分離されています。B型ウイル
スが東部で1名から分離されていますが、今後流行につながるか注意が必要です。
感染性胃腸炎は例年11〜12月と 1月下旬〜2月の2峰性の発生がみられます。前半のピークはノロウイルスによる流行ですが、後半のピークの原因 となるロタウイルスも検出されるようになっています。
感染性胃腸炎は例年11〜12月と 1月下旬〜2月の2峰性の発生がみられます。前半のピークはノロウイルスによる流行ですが、後半のピークの原因 となるロタウイルスも検出されるようになっています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
インフルエンザ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ |
感染性胃腸炎 | ○ | ○ | ○ | ○ |
マイコプラズマ肺炎 | × | × | × | × |
A群溶連菌咽頭炎 | ○ | ◎ | △ | △ |
水痘 | ○ | ○ | ○ | △ |
流行性耳下腺炎 | ○ | △ | × | ○ |
流行の推移:
:急増
:増加傾向
:急減
:減少傾向
:横這
:報告なし
今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
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