全国感染症発生情報(概況:第6週のIDWRより).
1)全数報告の感染症
1類感染症:
報告なし
2類感染症: コレラ1例(O139、推定感染地域:タイ)、細菌性赤痢5例(推定感染地域:インドネシア3例、台湾1例、 インド1例)
3類感染症: 腸管出血性大腸菌感染症7例(うち有症者5例)、血清型・毒素型:O157VT1・VT2(2例)、O128VT1・VT2 (1例)、その他(4例)、年齢:10歳未満(4例)、10代(1例)、20代(1例)、30代(1例)
4類感染症: つつが虫病3例(東京都1例、鹿児島県2例)、レジオネラ症1例(69歳)、マラリア2例{三日熱1例(推定 感染地域:パプアニューギニア)、不明1例(推定感染地域:インド)}、E型肝炎1例〔推定感染地域:インド .A型肝炎(第5週診断)と重複感染〕、A型肝炎3例(推定感染地域:いずれも国内)
5類感染症: アメーバ赤痢4例(推定感染地域:国内2例、フィリピン1例、不明1例)、ウイルス性肝炎2例{B型1例 (推定感染経路:不明)、C型1例(推定感染経路:不明)}、クロイツフェルト・ヤコブ病2例(ともに孤発例、 うち1例の推定感染経路はヒト乾燥硬膜)、
後天性免疫不全症候群11例{(すべて無症候)、推定感染経路:性的接触9例(異性間2例、同性間7例)、不明2 例、推定感染地域:国内9例、不明2例}、梅毒5例(早期顕症I期1例、早期顕症II期1例、晩期顕症1例、無症 候2例)、バンコマイシン耐性腸球菌感染症1例(遺伝子型:VanC、菌検出検体:血液) (補)他に、腸管出血性大腸菌感染症1例、後天性免疫不全症候群1例、梅毒(無症候)2例の報告があったが、削 除予定。また、報告遅れとして、急性脳炎1例(病原体不明.49歳)があった。
2)定点把握の対象となる5類感染症(週報対象のもの)
2類感染症: コレラ1例(O139、推定感染地域:タイ)、細菌性赤痢5例(推定感染地域:インドネシア3例、台湾1例、 インド1例)
3類感染症: 腸管出血性大腸菌感染症7例(うち有症者5例)、血清型・毒素型:O157VT1・VT2(2例)、O128VT1・VT2 (1例)、その他(4例)、年齢:10歳未満(4例)、10代(1例)、20代(1例)、30代(1例)
4類感染症: つつが虫病3例(東京都1例、鹿児島県2例)、レジオネラ症1例(69歳)、マラリア2例{三日熱1例(推定 感染地域:パプアニューギニア)、不明1例(推定感染地域:インド)}、E型肝炎1例〔推定感染地域:インド .A型肝炎(第5週診断)と重複感染〕、A型肝炎3例(推定感染地域:いずれも国内)
5類感染症: アメーバ赤痢4例(推定感染地域:国内2例、フィリピン1例、不明1例)、ウイルス性肝炎2例{B型1例 (推定感染経路:不明)、C型1例(推定感染経路:不明)}、クロイツフェルト・ヤコブ病2例(ともに孤発例、 うち1例の推定感染経路はヒト乾燥硬膜)、
後天性免疫不全症候群11例{(すべて無症候)、推定感染経路:性的接触9例(異性間2例、同性間7例)、不明2 例、推定感染地域:国内9例、不明2例}、梅毒5例(早期顕症I期1例、早期顕症II期1例、晩期顕症1例、無症 候2例)、バンコマイシン耐性腸球菌感染症1例(遺伝子型:VanC、菌検出検体:血液) (補)他に、腸管出血性大腸菌感染症1例、後天性免疫不全症候群1例、梅毒(無症候)2例の報告があったが、削 除予定。また、報告遅れとして、急性脳炎1例(病原体不明.49歳)があった。
インフルエンザ定点報告疾患:インフルエンザの定点当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期(前週、
当該週、後週)と比較してやや多く、都道府県別では長野県(47.8)、岡山県(47.4)、秋田県(47.2)が多い。
小児科定点報告疾患:咽頭結膜熱の定点当たり報告数は2003年第43週から増加傾向が認められた後、2004年 第2週から減少していたが、第6週は再び増加した。過去5年間の同時期と比較してかなり多く、都道府県別で は宮崎県(0.7)、岐阜県(0.6)、山口県(0.6)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は第34 週から増加傾向が認められた後、第51週をピークに減少したが、第3週から再び増加し、第6週も増加した。 過去5年間の同時期と比較してやや多く、都道府県別では鳥取県(5.0)、富山県(4.5)、山形県(4.2)が多い。 感染性胃腸炎の定点当たり報告数は第43週から増加し続けた後、第51週をピークに減少傾向が認められてお り、第6週も減少した。都道府県別では山口県(17.5)、愛媛県(16.1)、大分県(15.8)が多い。水痘の定点当た り報告数は第41週から増加し、第2週に過去10年間で最高の値となった後、第3週は著減したが、第4週は増加、 第5週は減少し、第6週は増加した。都道府県別では熊本県(4.1)、宮崎県(4.1)が多い。風しんの定点当たり 報告数は前週と同値で、都道府県別では群馬県(0.2)、大分県(0.2)が多い。RSウイルス感染症の報告数は、41 都道府県から合計217例であった。
基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は減少して0.18であるが、過去4年間の同時期と 比較してやや多く、都道府県別では宮城県(0.8)、岡山県(0.8)が多い。
全国情報(2004年 第7週)定点あたり報告数小児科定点報告疾患:咽頭結膜熱の定点当たり報告数は2003年第43週から増加傾向が認められた後、2004年 第2週から減少していたが、第6週は再び増加した。過去5年間の同時期と比較してかなり多く、都道府県別で は宮崎県(0.7)、岐阜県(0.6)、山口県(0.6)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は第34 週から増加傾向が認められた後、第51週をピークに減少したが、第3週から再び増加し、第6週も増加した。 過去5年間の同時期と比較してやや多く、都道府県別では鳥取県(5.0)、富山県(4.5)、山形県(4.2)が多い。 感染性胃腸炎の定点当たり報告数は第43週から増加し続けた後、第51週をピークに減少傾向が認められてお り、第6週も減少した。都道府県別では山口県(17.5)、愛媛県(16.1)、大分県(15.8)が多い。水痘の定点当た り報告数は第41週から増加し、第2週に過去10年間で最高の値となった後、第3週は著減したが、第4週は増加、 第5週は減少し、第6週は増加した。都道府県別では熊本県(4.1)、宮崎県(4.1)が多い。風しんの定点当たり 報告数は前週と同値で、都道府県別では群馬県(0.2)、大分県(0.2)が多い。RSウイルス感染症の報告数は、41 都道府県から合計217例であった。
基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は減少して0.18であるが、過去4年間の同時期と 比較してやや多く、都道府県別では宮城県(0.8)、岡山県(0.8)が多い。
2004年 第7週 | 全国ブロック | 中国地区 | ||||||||||||
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区分 | 全国 | 北 海 道 | 東 北 | 関 東 | 中 部 | 近 畿 | 中四国 | 九州沖縄 | 鳥取県 | 島根県 | 岡山県 | 広島県 | 山口県 | |
イ ン フ ル | 定点数 | 4706 | 226 | 399 | 1262 | 771 | 848 | 543 | 660 | 29 | 38 | 84 | 120 | 70 |
インフルエンザ | 23.9 | 29.9 | 22.6 | 14.2 | 24.0 | 24.6 | 28.0 | 36.6 | 31.1 | 23.4 | 36.6 | 29.6 | 23.7 | |
小 児 科 | 定点数 | 3043 | 143 | 251 | 820 | 541 | 543 | 345 | 401 | 19 | 23 | 54 | 75 | 49 |
RSウイルス感染症 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | |
咽頭結膜熱 | 0.2 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.2 | 0.1 | 0.3 | 0.2 | 0.3 | 0.3 | 0.1 | 0.4 | 0.6 | |
A群溶連菌咽頭炎 | 1.5 | 1.6 | 2.2 | 1.5 | 1.8 | 1.0 | 1.3 | 1.4 | 4.1 | 0.5 | 0.5 | 1.1 | 1.6 | |
感染性胃腸炎 | 7.7 | 2.2 | 6.7 | 6.8 | 7.4 | 8.2 | 9.3 | 10.4 | 9.1 | 5.4 | 6.5 | 6.9 | 15.6 | |
水 痘 | 2.0 | 1.8 | 1.7 | 1.7 | 2.1 | 1.8 | 2.2 | 3.3 | 1.8 | 1.5 | 2.0 | 1.8 | 3.1 | |
手足口病 | 0.1 | 0.2 | - | - | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | - | 0.1 | - | - | |
伝染性紅斑 | 0.3 | 0.4 | 0.2 | 0.3 | 0.4 | 0.2 | 0.1 | 0.2 | 0.1 | - | 0.1 | 0.2 | 0.1 | |
突発性発疹 | 0.6 | 0.6 | 0.7 | 0.6 | 0.6 | 0.5 | 0.6 | 0.7 | 0.9 | 0.4 | 0.6 | 0.5 | 0.8 | |
百日せき | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | |
風しん | - | - | - | - | - | - | - | 0.1 | - | - | - | - | - | |
ヘルパンギーナ | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | 0.1 | 0.1 | - | |
麻しん | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | |
流行性耳下腺炎 | 0.4 | 0.5 | 0.3 | 0.3 | 0.5 | 0.4 | 0.5 | 0.5 | 0.1 | 0.3 | 0.2 | 0.3 | 1.6 | |
眼 科 | 定点数 | 637 | 29 | 61 | 168 | 107 | 135 | 64 | 73 | 3 | 3 | 12 | 20 | 9 |
急性出血性結膜炎 | - | - | - | - | - | - | - | 0.1 | - | - | - | - | 0.1 | |
流行性角結膜炎 | 0.9 | 0.7 | 0.8 | 1.2 | 0.9 | 0.3 | 1.2 | 1.1 | 1.3 | 1.0 | 1.2 | 1.2 | 1.1 | |
基 幹 | 定点数 | 477 | 23 | 62 | 87 | 77 | 68 | 75 | 85 | 5 | 8 | 5 | 21 | 9 |
細菌性髄膜炎 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | |
無菌性髄膜炎 | - | - | - | 0.1 | - | - | - | 0.1 | 0.2 | - | - | - | 0.1 | |
マイコプラズマ肺炎 | 0.2 | - | 0.5 | 0.1 | 0.2 | 0.2 | 0.2 | - | 0.4 | 0.1 | 1.8 | - | - | |
クラミジア肺炎 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | |
成人麻疹 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |