県内感染症情報(概況).
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ
:第6週の定点当りの報告患者数は、第5週の15.0人から22.8人に増加しています。例年より3
〜4週間遅い立ち上がりで始まり、昨年、一昨年より大きな流行規模で推移しています。県下
各地からA香港型ウイルスが分離されています。予防は不要・不急な人込への出入りを避ける
こと、うがいと手洗い、罹ったらうつさないことが重要です。
○咽頭結膜熱 :出雲・益田圏域で増減を繰り返しながら依然として多い状態が続いています。
○A群溶連菌咽頭炎 :地区により患者発生は増減していますが、気温の低下によりしばらく発生が 続くと思われます。
○感染性胃腸炎 :減少傾向にあった発生数も、東・中部で増加傾向に転じています。罹患年齢は1歳から9歳ま で幅広くみられます。感染経路は経口感染が中心です。十分な手洗いを心がけてください。
○水痘 :地区によって異なりますが、県全体として多発期のピークは過ぎたようです。
○マイコプラズマ肺炎 :松江圏域から3名の発生報告があり、多い状態が続いています。今後の動きに注意してくだ さい。
3)主な病原体の分離状況
○咽頭結膜熱 :出雲・益田圏域で増減を繰り返しながら依然として多い状態が続いています。
○A群溶連菌咽頭炎 :地区により患者発生は増減していますが、気温の低下によりしばらく発生が 続くと思われます。
○感染性胃腸炎 :減少傾向にあった発生数も、東・中部で増加傾向に転じています。罹患年齢は1歳から9歳ま で幅広くみられます。感染経路は経口感染が中心です。十分な手洗いを心がけてください。
○水痘 :地区によって異なりますが、県全体として多発期のピークは過ぎたようです。
○マイコプラズマ肺炎 :松江圏域から3名の発生報告があり、多い状態が続いています。今後の動きに注意してくだ さい。
インフルエンザは県下東・中・西部の病原体検査定点からA香港型(AH3)ウイルスが分離されています。
感染性胃腸炎は例年11〜12月と1月下旬〜2月の2峰性の発生がみられます。前半のピークはNoroウイルス
(旧称NV、SRSV)による流行で、後半はロタウイルスも検出されるようになっています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
インフルエンザ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
感染性胃腸炎 | ○ | ○ | ◎ | ○ |
水痘 | ◎ | ○ | ◎ | ○ |
A群溶連菌咽頭炎 | ◎ | ○ | △ | ◎ |
流行性耳下腺炎 | △ | △ | × | △ |
マイコプラズマ肺炎 | △ | △ | × | × |
流行の推移:
:急増
:増加傾向
:急減
:減少傾向
:横這
:報告なし
今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
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