全国感染症発生情報(概況:第3週のIDWRより).
1)全数報告の感染症
1類感染症:
報告なし
2類感染症: 細菌性赤痢2例(推定感染地域:ミャンマー1例、スリランカ1例)
3類感染症: 腸管出血性大腸菌感染症10例(うち有症者6例)、血清型・毒素型:O157VT1・VT2(5例)、その他(5例)、 年齢:10歳未満(4例)、20代(3例)、50代(1例)、70歳以上(2例)
4類感染症: つつが虫病3例(茨城県、岡山県、鹿児島県各1例)、レジオネラ症2例(59歳、68歳)、E型肝炎1例(推定 感染地域:国内)、A型肝炎3例(推定感染地域:国内2例、インドネシア1例)、
5類感染症: アメーバ赤痢3例(推定感染地域:いずれも不明)、ウイルス性肝炎2例{B型1例(推定感染経路:不明)、 C型1例(推定感染経路:静注薬物使用)}、クリプトスポリジウム症1例(推定感染地域:国内)、クロイツフェ ルト・ヤコブ病2例(ともに孤発性)、後天性免疫不全症候群9例{(AIDS3例、無症候6例)、推定感染経路:性 的接触8例(異性間4例、同性間3例、異性間/同性間1例)、不明1例、推定感染地域:国内8例、不明1例}、梅 毒6例(早期顕症I期2例、早期顕症II期1例、無症候3例)
2)定点把握の対象となる5類感染症(週報対象のもの)
2類感染症: 細菌性赤痢2例(推定感染地域:ミャンマー1例、スリランカ1例)
3類感染症: 腸管出血性大腸菌感染症10例(うち有症者6例)、血清型・毒素型:O157VT1・VT2(5例)、その他(5例)、 年齢:10歳未満(4例)、20代(3例)、50代(1例)、70歳以上(2例)
4類感染症: つつが虫病3例(茨城県、岡山県、鹿児島県各1例)、レジオネラ症2例(59歳、68歳)、E型肝炎1例(推定 感染地域:国内)、A型肝炎3例(推定感染地域:国内2例、インドネシア1例)、
5類感染症: アメーバ赤痢3例(推定感染地域:いずれも不明)、ウイルス性肝炎2例{B型1例(推定感染経路:不明)、 C型1例(推定感染経路:静注薬物使用)}、クリプトスポリジウム症1例(推定感染地域:国内)、クロイツフェ ルト・ヤコブ病2例(ともに孤発性)、後天性免疫不全症候群9例{(AIDS3例、無症候6例)、推定感染経路:性 的接触8例(異性間4例、同性間3例、異性間/同性間1例)、不明1例、推定感染地域:国内8例、不明1例}、梅 毒6例(早期顕症I期2例、早期顕症II期1例、無症候3例)
インフルエンザ定点報告疾患:インフルエンザの定点当たり報告数は増加し、都道府県別では栃木県(19.7)、
群馬県(19.6)、埼玉県(18.9)が多い。
小児科定点報告疾患:咽頭結膜熱の定点当たり報告数は2003年第43週から増加傾向が認められていたが、2004 年第2週は減少し、第3週も減少した。しかし、過去10年間の当該週の平均と比較して6.6倍と未だかなり多く、 都道府県別では和歌山県(0.8)、山形県(0.6)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は2003 年第51週をピークとし、第52週、2004年第2週は減少したが、第3週は増加した。都道府県別では鳥取県(4.3)、 富山県(3.7)、山形県(3.4)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は2003年第43週から増加し続けた後、 第52週から減少し、2004年第3週も減少した。都道府県別では大分県(17.6)、山口県(16.8)、愛媛県(16.1)が 多い。水痘の定点当たり報告数は2003年第41週から増加し、2004年第2週も増加し、過去10年間で最高の値と なったが、第3週は減少した。都道府県別では山形県(3.5)、愛媛県(3.5)が多い。RSウイルス感染症の報告数 は、35都道府県(0の報告も含む)から合計297例であった。
基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は減少して0.25で、都道府県別では岡山県(2.0)、 秋田県(1.0)、山梨県(1.0)が多い。
全国情報(2004年 第4週)定点あたり報告数小児科定点報告疾患:咽頭結膜熱の定点当たり報告数は2003年第43週から増加傾向が認められていたが、2004 年第2週は減少し、第3週も減少した。しかし、過去10年間の当該週の平均と比較して6.6倍と未だかなり多く、 都道府県別では和歌山県(0.8)、山形県(0.6)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は2003 年第51週をピークとし、第52週、2004年第2週は減少したが、第3週は増加した。都道府県別では鳥取県(4.3)、 富山県(3.7)、山形県(3.4)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は2003年第43週から増加し続けた後、 第52週から減少し、2004年第3週も減少した。都道府県別では大分県(17.6)、山口県(16.8)、愛媛県(16.1)が 多い。水痘の定点当たり報告数は2003年第41週から増加し、2004年第2週も増加し、過去10年間で最高の値と なったが、第3週は減少した。都道府県別では山形県(3.5)、愛媛県(3.5)が多い。RSウイルス感染症の報告数 は、35都道府県(0の報告も含む)から合計297例であった。
基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は減少して0.25で、都道府県別では岡山県(2.0)、 秋田県(1.0)、山梨県(1.0)が多い。
2004年 第4週 | 全国ブロック | 中国地区 | ||||||||||||
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区分 | 全国 | 北 海 道 | 東 北 | 関 東 | 中 部 | 近 畿 | 中四国 | 九州沖縄 | 鳥取県 | 島根県 | 岡山県 | 広島県 | 山口県 | |
イ ン フ ル | 定点数 | 4704 | 226 | 400 | 1262 | 771 | 845 | 540 | 660 | 29 | 35 | 84 | 120 | 70 |
インフルエンザ | 21.4 | 7.3 | 28.9 | 28.8 | 31.3 | 15.6 | 13.6 | 9.9 | 35.8 | 6.0 | 13.8 | 16.1 | 9.0 | |
小 児 科 | 定点数 | 3039 | 143 | 251 | 818 | 541 | 541 | 344 | 401 | 19 | 22 | 54 | 75 | 49 |
RSウイルス感染症 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | |
咽頭結膜熱 | 0.2 | 0.2 | 0.1 | 0.1 | 0.2 | 0.2 | 0.3 | 0.1 | 0.3 | 0.5 | 0.1 | 0.1 | 0.4 | |
A群溶連菌咽頭炎 | 1.5 | 1.2 | 1.9 | 1.4 | 1.6 | 1.0 | 1.4 | 1.7 | 4.4 | 0.7 | 0.5 | 1.7 | 1.9 | |
感染性胃腸炎 | 9.2 | 2.9 | 8.5 | 7.7 | 8.6 | 9.6 | 13.2 | 12.1 | 13.3 | 8.3 | 8.9 | 11.0 | 19.9 | |
水 痘 | 2.5 | 2.0 | 2.7 | 2.0 | 2.6 | 2.4 | 2.6 | 3.4 | 2.8 | 1.5 | 3.1 | 2.1 | 2.8 | |
手足口病 | 0.1 | 0.3 | 0.1 | - | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.2 | - | - | 0.1 | - | |
伝染性紅斑 | 0.4 | 0.8 | 0.4 | 0.5 | 0.5 | 0.2 | 0.1 | 0.2 | - | - | 0.1 | 0.3 | 0.1 | |
突発性発疹 | 0.7 | 0.5 | 0.7 | 0.6 | 0.6 | 0.6 | 0.8 | 0.8 | 1.1 | 0.5 | 0.6 | 0.8 | 1.1 | |
百日せき | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | |
風しん | - | - | - | - | - | - | - | - | 0.1 | - | - | - | - | |
ヘルパンギーナ | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | 0.1 | - | |
麻しん | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | |
流行性耳下腺炎 | 0.4 | 0.4 | 0.3 | 0.3 | 0.4 | 0.3 | 0.5 | 0.3 | 0.2 | 0.2 | 0.4 | 0.3 | 1.6 | |
眼 科 | 定点数 | 637 | 29 | 61 | 168 | 107 | 135 | 64 | 73 | 3 | 3 | 12 | 20 | 9 |
急性出血性結膜炎 | - | - | - | - | - | - | - | 0.1 | - | - | - | - | - | |
流行性角結膜炎 | 0.8 | 0.7 | 0.8 | 0.9 | 0.6 | 0.4 | 0.8 | 1.3 | 1.3 | - | 1.1 | 0.6 | 0.6 | |
基 幹 | 定点数 | 475 | 23 | 62 | 87 | 77 | 68 | 73 | 85 | 5 | 8 | 5 | 19 | 9 |
細菌性髄膜炎 | - | - | - | - | 0.1 | - | - | - | - | - | - | - | - | |
無菌性髄膜炎 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | |
マイコプラズマ肺炎 | 0.2 | - | 0.4 | 0.2 | 0.2 | 0.3 | 0.2 | 0.1 | - | 0.4 | 0.4 | 0.1 | 0.4 | |
クラミジア肺炎 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | |
成人麻疹 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |