県内感染症情報(概況).
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
クロイツフェルト・ヤコブ病が1件(出雲圏域)、日本紅斑熱が1件
(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ
:例年より遅いペースで推移していますが、隠岐を除いた各圏域で定点当りの患者数が第2週
の0.39人から第3週は1.89人に増加し、流行期に入ったようです。国内で分離されているウイ
ルスは、A香港型が東日本を中心に全国的に流行し、中日本ではB型が、福井県ではAソ連型
も報告されています。島根県では第3週に出雲圏域の患者からA香港型が分離されています。
予防は不要な人込を避けることと、うがいと手洗いが重要です。
○咽頭結膜熱 : 増減を繰り返しながら依然として多い状態が続いています。
○A群溶連菌咽頭炎 : 地区により患者発生は増減していますが、気温の低下によりしばらく発生が続くと思われます。
○感染性胃腸炎 : 波状的に増減を繰り返しながら流行しています。罹患年齢は4歳以下を中心に、9歳まで幅広くみられます。
○水痘 :地域によって異なりますが、県全体として多発期のピークは過ぎたようです。
○マイコプラズマ肺炎 :松江圏域で3名の発生報告があります。今後の動きに注意してください。
3)主な病原体の分離状況
予防は不要な人込を避けることと、うがいと手洗いが重要です。
○咽頭結膜熱 : 増減を繰り返しながら依然として多い状態が続いています。
○A群溶連菌咽頭炎 : 地区により患者発生は増減していますが、気温の低下によりしばらく発生が続くと思われます。
○感染性胃腸炎 : 波状的に増減を繰り返しながら流行しています。罹患年齢は4歳以下を中心に、9歳まで幅広くみられます。
○水痘 :地域によって異なりますが、県全体として多発期のピークは過ぎたようです。
○マイコプラズマ肺炎 :松江圏域で3名の発生報告があります。今後の動きに注意してください。
インフルエンザA香港型(AH3)が分離されています。A香港型は1990年以降15年連続の流行となります。
例年のパターンでは、Aソ連型、B型を含めて2、3種類が時期をずらしながら流行しています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
インフルエンザ | ○ | ○ | ○ | ○ |
咽頭結膜熱 | ○ | △ | △ | × |
A群溶連菌咽頭炎 | ◎ | ◎ | ○ | △ |
感染性胃腸炎 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
水痘 | ○ | ○ | ◎ | ○ |
マイコプラズマ肺炎 | △ | △ | × | × |
流行の推移:
:急増
:増加傾向
:急減
:減少傾向
:横這
:報告なし
今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
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