保環研動向調査トップケイタイカレンダー2003年第51週(12月第3週)グラフ一覧
島根県感染症情報(週報) 2003年 第51週 (12/15〜12/21)
県内情報(概況)定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)
県内感染症情報(概況).
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :発生報告はありません。流行は例年、年末・年始の帰省者によるウイルスの持ち帰りで始ま ることが多いようです。予防対策は、うがいと手洗いが重要です。
○咽頭結膜熱 :依然として益田圏域を中心に多い状態が続いています。
○A群溶連菌咽頭炎 :東・中部で患者発生数が続いています。
○感染性胃腸炎 :県下各地で平年を上回るペースで発生しています。地域別にみると、東・中部の増加はやや 鈍くなり、西部へ発生の中心が移っています。罹患年齢は4歳以下に多くみられます。
○水痘 :年間で最も発生の多い時期にさしかかっています。
○マイコプラズマ肺炎 :比較的多い状態が続いています。
3)主な病原体の分離状況
 感染性胃腸炎からエンテリックアデノウイルス、ノロウイルスが検出されています。上気道炎からエコー6型、30 型に次いでエコー7型ウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 横這 × 報告なし × 横這 × 報告なし ×
咽頭結膜熱 横這 横這 横這 × 横這
A群溶連菌咽頭炎 減少 横這 横這 横這 ×
感染性胃腸炎 増加 横這 増加 増加
水痘 横這 増加 横這 横這
流行性角結膜炎 横這 × 報告なし × 報告なし × 横這 ×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
感染性胃腸炎発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ 流行性角結膜炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧