県内感染症情報(概況).
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
ツツガムシ病が1件(雲南圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○咽頭結膜熱
:冬期としては依然として多い状態が続き、4例が報告されています。
○A群溶連菌咽頭炎 :東・中部で患者発生数が続いています。
○感染性胃腸炎 :県下各地で平年を上回るペースで発生しています。地域別にみると、東・中部の増加はやや 鈍くなっていますが、西部の発生はなお上昇中です。罹患年齢は4歳以下が多くなってきてい ます。
○水痘 :12月は年間で最も発生の多くなる月で、なお増加中です。
○麻しん :益田圏域から1例報告されています。
3)主な病原体の分離状況
○A群溶連菌咽頭炎 :東・中部で患者発生数が続いています。
○感染性胃腸炎 :県下各地で平年を上回るペースで発生しています。地域別にみると、東・中部の増加はやや 鈍くなっていますが、西部の発生はなお上昇中です。罹患年齢は4歳以下が多くなってきてい ます。
○水痘 :12月は年間で最も発生の多くなる月で、なお増加中です。
○麻しん :益田圏域から1例報告されています。
感染性胃腸炎からエンテリックアデノウイルスが検出されています。、また無菌性髄膜炎、上気道炎、感染性胃
腸炎からはエコー6型、30型に次いでエコー7型ウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
インフルエンザ | × | × | × | × |
咽頭結膜熱 | ○ | △ | △ | △ |
A群溶連菌咽頭炎 | ○ | ○ | ◎ | × |
感染性胃腸炎 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
水痘 | ◎ | ○ | ○ | ○ |
流行性角結膜炎 | × | × | × | × |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし