保環研動向調査トップケイタイカレンダー2003年第49週(12月第1週)グラフ一覧
島根県感染症情報(週報) 2003年 第49週 (12/1〜12/7)
県内情報(概況)定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)
県内感染症情報(概況).
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :まだ流行していません。
○咽頭結膜熱 :多い状態が続き4例が報告されています。そのうちの3例は益田圏域から報告されています。
○A群溶連菌咽頭炎 :減少傾向にありましたが、東・中部で再び患者発生数の増加がみられています。
○感染性胃腸炎 :県下各地で流行期に入り、平年を上回るペースで発生しています。罹患年齢は4歳以下が多 くなっているようです。
○水痘 :年間で最も発生の多くなる12月になり、なお増加中です。
○流行性角結膜炎 :今週も西部から3例の報告があり、依然多い状態が続いています。
○マイコプラズマ肺炎 :東部から1例の報告がみられています。
3)主な病原体の分離状況
 感染性胃腸炎からエンテリックアデノウイルス、カンピロバクター、無菌性髄膜炎、上気道炎からエコー6型、 コクサッキーB1型ウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 横這 × 報告なし × 横這 × 横這 ×
咽頭結膜熱 横這 横這 × 横這 横這
A群溶連菌咽頭炎 増加 増加 横這 横這
感染性胃腸炎 増加 増加 増加 増加
水痘 横這 横這 横這 増加
流行性角結膜炎 横這 横這 × 横這 × 増加

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
感染性胃腸炎発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ 流行性角結膜炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧