県内感染症情報(概況).
1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
今週の報告はありませんでした。
2)定点報告4類感染症
○A群溶連菌咽頭炎
:松江圏域で多発、雲南圏域でも増加傾向にあります。例年冬から初春に多発します。
○感染性胃腸炎 :流行期に向かって東・中部では患者数が増加しています。
○水痘 :年間で最も発生の少ない時期を過ぎ、多発期の12月に向かって増加がみられています。
○流行性角結膜炎 :出雲圏域では発生が引き続いてみられています。
3)主な病原体の分離状況
○感染性胃腸炎 :流行期に向かって東・中部では患者数が増加しています。
○水痘 :年間で最も発生の少ない時期を過ぎ、多発期の12月に向かって増加がみられています。
○流行性角結膜炎 :出雲圏域では発生が引き続いてみられています。
感染性胃腸炎からA群ロタウイルス、エンテリックアデノウイルスが検出されるようになってきました。また、
カンピロバクターも検出されています。今年は例年になく多く、しばらくは食肉などの取り扱いにはご注意ください。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
咽頭結膜熱 | × | × | × | × |
A群溶連菌咽頭炎 | ○ | ◎ | ○ | × |
感染性胃腸炎 | ○ | ○ | ○ | △ |
水痘 | ○ | ○ | △ | ○ |
手足口病 | △ | × | △ | △ |
流行性角結膜炎 | △ | × | △ | × |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし