県内感染症情報(概況).
1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
日本紅斑熱が1件(出雲圏域)、バンコマイシン耐性腸球菌感染症が
1件(雲南圏域)報告されています。
2)定点報告4類感染症
○感染性胃腸炎
:発生数が少ない中で、大田圏域以東では散発例がみられています。
○水痘 :増減を繰り返しながら、患者発生は増加に向かっています。
○手足口病 :各地域で減少し、終息に向かっています。
○ヘルパンギーナ :前週よりさらに減少し、終息に向かっています。
○流行性角結膜炎 :多い状態が続き、20歳以上を中心に4名が報告されています。
3)主な病原体の分離状況
○水痘 :増減を繰り返しながら、患者発生は増加に向かっています。
○手足口病 :各地域で減少し、終息に向かっています。
○ヘルパンギーナ :前週よりさらに減少し、終息に向かっています。
○流行性角結膜炎 :多い状態が続き、20歳以上を中心に4名が報告されています。
東部、中部で発生しています咽頭炎などの夏かぜからコクサッキーB1型、アデノウイルス1型、2型が分離されて
います。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
A群溶連菌咽頭炎 | △ | △ | △ | × |
感染性胃腸炎 | △ | ○ | ○ | △ |
手足口病 | ○ | △ | △ | △ |
水痘 | ○ | ○ | △ | ○ |
ヘルパンギーナ | ○ | △ | △ | △ |
流行性角結膜炎 | ○ | △ | △ | △ |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし