保環研動向調査トップケイタイカレンダー |2003年第34週(8月第3週) |グラフ一覧
島根県感染症情報(週報) 2003年 第34週 (8/18〜8/24)
県内情報(概況) |定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)
県内感染症情報(概況).
1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告4類感染症
○感染性胃腸炎 :引き続いて減少していますが、定点当りの報告数では大田より東の圏域で多い状態が続 いています。 罹患年齢は5-9歳あるいは、それ以上にも分布しているのが気になります。
○水痘 :患者数は多くはありませんが、隠岐圏域を除いた地域から報告されています。
○手足口病 :さらに減少し前週の49名から39名の報告となっています、地区別には出雲・雲南圏域では まだ多く発生しています。
○ヘルパンギーナ :流行ピークを越し、手足口病と同様な動きをしています。
○流行性角結膜炎 :多い状態が続き、松江・浜田圏域から4名が報告されています。
3)主な病原体の分離状況
 手足口病からエンテロウイルス71型、ヘルパンギーナからはコクッキーA10型ウイルス分離されています。 感染性胃腸炎からは、夏場のとしては珍しいアストロウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
咽頭結膜熱 減少 減少 × 減少 × 増加
感染性胃腸炎 横這 横這 横這 横這
手足口病 減少 減少 減少 減少
水痘 横這 横這 横這 横這
ヘルパンギーナ 減少 減少 横這 急減
流行性角結膜炎 横這 横這 横這 × 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
咽頭結膜熱発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ 流行性角結膜炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧