県内感染症情報(概況).
1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
今週の報告はありませんでした。
2)定点報告4類感染症
○感染性胃腸炎
:引き続いて減少していますが、定点当りの報告数では大田より東の圏域で多い状態が続
いています。 罹患年齢は5-9歳あるいは、それ以上にも分布しているのが気になります。
○水痘 :患者数は多くはありませんが、隠岐圏域を除いた地域から報告されています。
○手足口病 :さらに減少し前週の49名から39名の報告となっています、地区別には出雲・雲南圏域では まだ多く発生しています。
○ヘルパンギーナ :流行ピークを越し、手足口病と同様な動きをしています。
○流行性角結膜炎 :多い状態が続き、松江・浜田圏域から4名が報告されています。
3)主な病原体の分離状況
○水痘 :患者数は多くはありませんが、隠岐圏域を除いた地域から報告されています。
○手足口病 :さらに減少し前週の49名から39名の報告となっています、地区別には出雲・雲南圏域では まだ多く発生しています。
○ヘルパンギーナ :流行ピークを越し、手足口病と同様な動きをしています。
○流行性角結膜炎 :多い状態が続き、松江・浜田圏域から4名が報告されています。
手足口病からエンテロウイルス71型、ヘルパンギーナからはコクッキーA10型ウイルス分離されています。
感染性胃腸炎からは、夏場のとしては珍しいアストロウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
咽頭結膜熱 | △ | × | × | △ |
感染性胃腸炎 | △ | △ | ○ | △ |
手足口病 | ◎ | ○ | ○ | ○ |
水痘 | ○ | △ | △ | ○ |
ヘルパンギーナ | ○ | △ | ○ | ○ |
流行性角結膜炎 | ○ | △ | × | ○ |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし