今週の報告はありませんでした。

○咽頭結膜熱 ：全国の発生に比べ県内では比較的沈静化していましたが、再び発生報告がみられるよ うになり、松江・出雲圏域から7例が報告されています。
○感染性胃腸炎 定点医療機関当りの報告数では大田より東の圏域で多い状態が続いています。罹患年齢 は5-9歳あるいは、それ以上にも分布しているのが気になります。
○水痘 ：患者数は多くはありませんが、発生地域が拡大し隠岐圏域を除いた地域から報告されるよ うになっています。
○手足口病 ：前週の72名からさらに減少し49名の報告となっています、地区別には松江・出雲・雲南圏 域ではまだ多く発生しています。
○ヘルパンギーナ ：前半の流行ピークを越し、手足口病と同様な動きをしています。
○流行性角結膜炎 ：松江・浜田圏域から20歳以上の２名が報告されています。
○無菌性髄膜炎 ：出雲圏域から1名が報告されています。

　手足口病からエンテロウイルス71型が検出されています。手足口病の流行はピークを越したようですが、エ ンテロウイルス71型は髄膜炎を併発しますので、しばらく注意が必要でしょう。ヘルパンギーナからコクサッ キーA10型が分離されています。