県内感染症情報(概況).
1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
日本紅斑熱が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告4類感染症
○手足口病
:まだ流行しているものの各地区ともに減少し、前週の185名から125名の報告となっています。
○ヘルパンギーナ :これまでの流行の中心であった雲南・出雲・浜田圏域の発生が減少に向かっています。
○水痘 :減少傾向にあり、最少発生時期である9月に向かって減少しています。
○感染性胃腸炎 :定点医療機関当りの報告数では雲南・大田圏域で多い状態が続いていますが、全体で は減少に向かっています。
○咽頭結膜熱 :流行は峠を越したのか、出雲圏域から2例の報告にとどまっています。
○流行性角結膜炎 :浜田圏域から2名が報告されています。
3)主な病原体の分離状況
○ヘルパンギーナ :これまでの流行の中心であった雲南・出雲・浜田圏域の発生が減少に向かっています。
○水痘 :減少傾向にあり、最少発生時期である9月に向かって減少しています。
○感染性胃腸炎 :定点医療機関当りの報告数では雲南・大田圏域で多い状態が続いていますが、全体で は減少に向かっています。
○咽頭結膜熱 :流行は峠を越したのか、出雲圏域から2例の報告にとどまっています。
○流行性角結膜炎 :浜田圏域から2名が報告されています。
手足口病からエンテロウイルス71型が検出されています。手足口病の流行はピークを越したようですが、
エンテロウイルス71型は髄膜炎を併発しますので、しばらく注意が必要でしょう。
ヘルパンギーナからは、コクサッキーA10型が分離されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
咽頭結膜熱 | △ | × | △ | × |
感染性胃腸炎 | △ | △ | △ | △ |
水痘 | ○ | ○ | ○ | △ |
手足口病 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
ヘルパンギーナ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
流行性角結膜炎 | △ | × | × | △ |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし