県内感染症情報(概況).
1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
今週の報告はありませんでした。
2)定点報告4類感染症
○手足口病
:大きく流行していますが、各地区とも前週より報告数が減少し、流行のピークを越えたようです。
○咽頭結膜熱 :流行には至っていませんが、松江・出雲圏域から3例が報告されています。夏場にかけて 地域的に流行がみられますのでご注意ください。
○ヘルパンギーナ :全体の報告数は134名で、前週とほぼ同数が報告されています。地区別には松江。出雲圏 域で減少し、県西部で増加傾向にあり、さらに隠岐でも報告がみられるようになっています。
○感染性胃腸炎 :増減を繰り返して発生がみられ、地区別では雲南・大田圏域で定点医療機関当りの報 告数が多くなっています。
○水痘 :患者発生数が最も少なくなる9月に向かって減少傾向にあります。
3)主な病原体の分離状況
○咽頭結膜熱 :流行には至っていませんが、松江・出雲圏域から3例が報告されています。夏場にかけて 地域的に流行がみられますのでご注意ください。
○ヘルパンギーナ :全体の報告数は134名で、前週とほぼ同数が報告されています。地区別には松江。出雲圏 域で減少し、県西部で増加傾向にあり、さらに隠岐でも報告がみられるようになっています。
○感染性胃腸炎 :増減を繰り返して発生がみられ、地区別では雲南・大田圏域で定点医療機関当りの報 告数が多くなっています。
○水痘 :患者発生数が最も少なくなる9月に向かって減少傾向にあります。
手足口病からエンテロウイルス71型が検出されています。このウイルスは2000年に流行し、3〜4年周期で流
行を繰り返しています。髄膜炎を併発しますので注意が必要です。
ヘルパンギーナは、コクサッキーA10型を中心に流行していますが、A4、A12型も分離されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
咽頭結膜熱 | △ | × | △ | × |
感染性胃腸炎 | △ | ○ | △ | △ |
水痘 | ○ | ○ | ○ | ○ |
手足口病 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
ヘルパンギーナ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
流行性角結膜炎 | × | × | × | × |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし