トップページカレンダー |2003年第15週(4月第2週) |グラフ一覧
島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
TEL:0852-36-8188
FAX:0852-36-8356

島根県感染症情報(週報) 2003年 第15週 (4/7〜4/13)

県内情報(概況) |定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)

県内感染症情報(概況).

1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
    腸管出血性大腸菌感染症(O157)が1件松江圏域から報告されています。
2)定点報告4類感染症
   ○インフルエンザ :各地区で減少がみられ40件の報告となっています。浜田圏域ではやや多く発生しています。 春休みが終わり学校が始まりました。今週は学級閉鎖の報告はありませんでした。
○感染性胃腸炎 :流行のピークは過ぎ、例年並の発生数となっていますが、松江・出雲・大田圏域では多 い状態が続いています。
○水   痘 :特に大きく発生しているところはありません。発生地は東部から中・西部に移ってきています。
○ヘルパンギーナ :流行の前兆と思われる散発的な発生が報告されています。
○流行性耳下腺炎 :松江・出雲圏域で引き続いて小規模な発生がみられています。
○流行性角結膜炎 :松江圏域から2例が報告されています。
3)主な病原体の分離状況
    インフルエンザウイルスは分離される数は少なくなっていますが、A香港型はなくなりB型のみとなっています。 その他のウイルスでは感染性胃腸炎からA群ロタウイルスが、特に出雲圏域で高率に検出されています。また、 インフルエンザなどの上気道炎からアデノウイルス1、2型が多数分離されています。
  主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ D1 D1 D1 D1
感染性胃腸炎 D1 D1 D1 D1
A群溶連菌咽頭炎 Y0 Y0 Y0 Y0
水 痘 Y0 D1 D1 Y0
流行性耳下腺炎 Y0 Y0 Y0 Y0
流行性角結膜炎 Y0 Y0 Y0 × Y0 ×
インフルエンザ流行情報
 流行の推移U1急増、 U1増加傾向、 U1急減、 U1減少傾向、 U1横這、 U1報告なし
 今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
 ※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
凡例
 推移グラフ一覧