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島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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島根県感染症情報(週報) 2003年 第12週 (3/17〜3/23)

県内情報(概況) |定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)

県内感染症情報(概況).

1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
    今週の報告はありませんでした。
2)定点報告4類感染症
   ○インフルエンザ :松江・雲南・出雲・浜田・益田の各圏域で引き続いて報告数が多くみられます。罹患年 齢も1,2月の流行時よりやや年長の5〜9歳が中心となっています。各地区からB型ウイルス が分離されています。
○感染性胃腸炎 :今シーズン2回目の多発期のピークを過ぎたようですが、東・中部を中心に多い状態が続 いています。
○水   痘 :松江圏域では依然発生がみられていますが、多発していた雲南圏域では減少しています。
○流行性耳下腺炎 :松江・出雲圏域で引き続いて発生がみられています。
○流行性角結膜炎 :3例が報告されています。
3)主な病原体の分離状況
    インフルエンザウイルスはA香港型(AH3)は各地域とも少なくなり、B型が主体になってきています。その他の ウイルスでは手足口病からコクサッキーA5型ウイルスが分離されています。
  主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ Y0 Y0 D1 Y0
感染性胃腸炎 Y0 U1 Y0 Y0
A群溶連菌咽頭炎 Y0 Y0 Y0 Y0
水 痘 D1 Y0 Y0 D1
流行性耳下腺炎 Y0 Y0 Y0 Y0
風しん Y0 × N0 × N0 × Y0 ×
インフルエンザ流行情報
 流行の推移U1急増、 U1増加傾向、 U1急減、 U1減少傾向、 U1横這、 U1報告なし
 今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
 ※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
凡例
 推移グラフ一覧