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島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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島根県感染症情報(週報) 2003年 第11週 (3/10〜3/16)

県内情報(概況) |定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)

県内感染症情報(概況).

1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
    今週の報告はありませんでした。
2)定点報告4類感染症
   ○インフルエンザ :松江・雲南・浜田・益田圏域で再び報告数が増加しています。各地区からB型ウイルス が分離されていますが、B型ウイルスは遅くまで流行が続くことがありますので感染予防 に注意してください。
○感染性胃腸炎 :引き続き患者数が増加しています。例年では患者数が減少してくる季節ですが、依然流 行が続いています。年齢別では、1〜9歳の報告が多くなっています。
○水   痘 :松江・雲南・益田圏域で増減を繰り返しながら発生しています。
○流行性耳下腺炎 :出雲圏域町中心に、東部・中部で引き続いて発生がみられています。
○風   疹 :島根県内の報告はありませんが、岡山県で徐々に報告数が多くなっています。
3)主な病原体の分離状況
    流行の主体がA香港型(AH3)から、B型に変わっています。東部からはA香港型は分離されなくなりました。西 部もB型の比率が高くなっています。その他のウイルスでは感染性胃腸炎からA群ロタウイルスの検出が多くなっ ています。
  主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ Y0 Y0 Y0 Y0
感染性胃腸炎 U1 U1 U1 U1
A群溶連菌咽頭炎 U1 Y0 Y0 U1
水 痘 Y0 Y0 U1 Y0
流行性耳下腺炎 Y0 Y0 Y0 Y0 ×
風しん Y0 × N0 × N0 × Y0 ×
インフルエンザ流行情報
 流行の推移U1急増、 U1増加傾向、 U1急減、 U1減少傾向、 U1横這、 U1報告なし
 今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
 ※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
凡例
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