県内感染症情報(概況).
1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
2)定点報告4類感染症
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○インフルエンザ
:全体では前週より約270名減少していますが、減少率は小さくなっています。地区別には
西部では大きく減少し、東・中部での発生はまだ大きいようです。また、学校等の集団発
生数は東・中部で増加に転じています。
○感染性胃腸炎
:雲南・出雲・大田圏域を中心に前週より約30名が増加しています。1〜4歳中心であった
罹患年齢も5〜9歳の幅広い年齢にみられています。
○水 痘
:松江・益田圏域で増減を繰り返しながら発生しています。
○流行性耳下腺炎
:松江・出雲圏域で引き続いて散発的な発生がみられています。
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3)主な病原体の分離状況
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患者発生の減少に伴いインフルエンザウイルス分離数も少なくなっています。A香港型(AH3)が主に流行して
いますが、B型が2月に入って多くなりつつあります。定点医療機関からの情報では迅速キットによる検査では
B型が多くなっているようです。現在のところAソ連型(AH1)は全国的にも分離されていません。
その他のウイルスでは出雲圏域の感染性胃腸炎からA群ロタウイルスが多数検出されるようになっています。
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主な感染症の流行状況
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インフルエンザ流行情報
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流行の推移:
急増、
増加傾向、
急減、
減少傾向、
横這、
報告なし
今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
推移グラフ一覧
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