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島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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島根県感染症情報(週報) 第3週 (1/13〜1/19)

県内情報(概況) |定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)

県内感染症情報(概況).

1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
    今週の報告はありませんでした。
2)定点報告4類感染症
   ○インフルエンザ :全圏域で流行が拡大し、前週の774名から1607名の報告数となっています。定点当りでみ ると、前週の20名から今週は42名に増加しています。圏域別では浜田・益田が57〜60名と 多く、西部での流行が大きいようです。
○感染性胃腸炎 :引き続いて松江・雲南・出雲・大田圏域で発生が続いています。罹患年齢も例年より幅 広い範囲の、幼児期から学童期にかけて発生がみられています。
○水   痘 :増減を繰り返しながら、松江・雲南・出雲・益田圏域で発生しています。
○流行性耳下腺炎 :引き続いて5〜9歳を中心に東部・中部で発生がみられています。
○手足口病 :季節はずれの散発的ではありますが、4例が報告されています。春に向かっての動きが注 目されます。
3)主な病原体の分離状況
    分離されるウイルスから、現在の大きなインフルエンザの流行はA香港型(AH3)によるのもの様です。A香港型 は、東・中・西部で分離されていますが、年末に松江・出雲圏域で分離が続いていたB型は1月に入ってからは 1株のみとなっています。なお、Aソ連型(AH1)は全国的にも分離されていません。
  主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ U2 U2 U2 U2
感染性胃腸炎 Y0 Y0 Y0 Y0
A群溶連菌咽頭炎 Y0 Y0 Y0 Y0
水 痘 D1 Y0 Y0 D1
流行性耳下腺炎 Y0 Y0 Y0 Y0 ×
マイコプラズマ肺炎 Y0 Y0 Y0 × N0 ×
インフルエンザ流行情報
 流行の推移U1急増、 U1増加傾向、 U1急減、 U1減少傾向、 U1横這、 U1報告なし
 今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
 ※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
凡例
 推移グラフ一覧