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島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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島根県感染症情報(週報) 第2週 (1/6〜1/12)

県内情報(概況) |定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)

県内感染症情報(概況).

1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
    今週の報告はありませんでした。
2)定点報告4類感染症
   ○インフルエンザ :流行が急速に拡大し前週の168名から772名へ報告数が増加しています。前週の患者発 生は益田、隠岐圏域を中心にみられていましたが、今週は全圏域で流行するようになり、 定点当たりの患者数も10〜28名となっています。今シーズンは例年より2〜3週間早い流行 であり、流行するウイルスの型の数にもよりますが、これから2か月位流行が続くと思われます。
○感染性胃腸炎 :松江・雲南・大田圏域で再び患者数が増加してきています。罹患年齢も乳幼児から10歳 以上までの幅広い範囲で発生がみられています。
○水   痘 :やや沈静化していましたが、松江・雲南・益田圏域で発生数が再び増加してきました。 他の地域でも増加傾向にあります。
○流行性耳下腺炎 :引き続いて5〜9歳を中心に東部・中部で発生がみられています。
3)主な病原体の分離状況
    典型的な症状ではないインフルエンザ様の上気道炎からもインフルエンザウイルスが分離されています。年 末に松江・出雲圏域で分離が続いていたB型は小休止し、1月に入ってからはA香港型(AH3)が東・中・西部で流 行しています。A香港型(AH3)の流行の場合は重症例もみられることもあります。ご注意ください。
  主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ U2 U1 U1 U2
感染性胃腸炎 Y0 U1 Y0 Y0
A群溶連菌咽頭炎 Y0 Y0 × Y0 Y0
水 痘 U1 U1 U1 Y0
流行性耳下腺炎 U1 U1 Y0 Y0 ×
マイコプラズマ肺炎 Y0 × Y0 × Y0 × N0 ×
インフルエンザ流行情報
 流行の推移U1急増、 U1増加傾向、 U1急減、 U1減少傾向、 U1横這、 U1報告なし
 今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
 ※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
凡例
 推移グラフ一覧