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島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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島根県感染症情報(週報) 第42週 (10/15〜10/21)

県内情報(概況) |定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)

県内感染症情報(概況).

1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
     腸管出血性大腸菌感染症が松江圏域から1件(O157)報告されています。
腸管出血性大腸菌感染症(O157及びO26)発生状況
 4月5月6月7月8月9月10月11月
平成12年  178223 151
平成13年122324655 93

2)定点報告4類感染症
     ○マイコプラズマ肺炎 :雲南圏域で多く報告されています。冬季が流行期のため今後も要注意です。
○流行性耳下腺炎 :益田圏域を中心に西部で増加しています。
○A群溶連菌感染症 :各地区で患者数が増加してきました。12月にかけて増加する疾患です。
○手 足 口 病 :西部で増加傾向です。1才〜2才の乳幼児が流行の中心です。
○水 痘 :今後増加が予想される疾患です。
○感染性胃腸炎 :これから冬季にかけて増加する疾患です。

3)主なウイルス分離状況
      7月の手足口病の小流行はコクサッキーA6型ウイルスが中心でしたが、9月以降はコクサッキーA16型ウイルス が流行しています。このウイルスは1998年に大流行していますが、現在の流行の中心は殆どがそれ以降に生まれた1才〜 2才の乳幼児です。

     主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
A群溶連菌咽頭炎 Y0 Y0 Y0 Y0
水 痘 Y0 Y0 Y0 Y0
手足口病 Y0 Y0 Y0 U1
流行性耳下腺炎 Y0 Y0 Y0 U1
マイコプラズマ肺炎 U1 Y0 Y0 N0 ×
流行性角結膜炎 Y0 Y0 × Y0 × Y0
 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし

 過去4週の流行の推移
 U1:急増  U1:増加傾向
 U1:急減  U1:減少傾向
 U1:横這  U1:報告なし
 ※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。


凡例
 推移グラフ一覧

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