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島根県感染症情報(週報) 第40週(10/1〜10/7)

県内情報(概況)定点報告患者数 |全国発生情報 |全数把握疾患(全国)

全国感染症発生情報(概況:第39週のIDWRダイジェスト).

1)全数報告の感染症
     1類感染症: 報告なし
2類感染症: コレラ4例(推定感染地:フィリピン、タイ・カンボジア、インド、インドネシア各1例)、 細菌性赤痢8 例(推定感染地:国内4例、インド3例、トルコ1例)
3類感染症: 腸管出血性大腸菌感染症84例
4類感染症: アメーバ赤痢5例、クロイツフェルト・ヤコブ病1例(孤発性)、バンコマイシン耐性腸球菌感染症1例、
急性ウイルス性肝炎7例{A型1例、B型4例(感染経路:性行為2例,不明2例)、原因ウイルス不明2例}
後天性免疫不全症候群8例{AIDS1例、無症候性キャリア7例、感染経路:性行為8例(同性間4例、異性間4例)、
梅毒5例(早期顕症4例、無症候1例)、マラリア4例{熱帯熱マラリア2例(推定感染地:マリ、パプアニューギニア)、 三日熱マラリア2例(推定感染地:インドネシア(この2例は重複報告で実際は1例))}

2)定点把握の対象となる4類感染症(週報対象のもの)
      A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は第34週以降定点当たり報告数が増加傾向にあり、第39週の定点当たり報告数 は過去5年間の同時期と比べやや多くなっている。今後、年末・年始のピークシーズンに向け患者数の増加が予 想される。手足口病は山形県で定点当たり3.2の報告がある。伝染性紅斑は例年最も患者数が少ない時期であり、 今年も患者数は漸減傾向にあるが、過去5年間の同時期と比較して定点当たり報告数がかなり多くなっている。 流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は、第19週より、ここ10年間で最大の定点当たり報告数が持続している。 報告数が多くなっているのは、石川県(6.7)、沖縄県(4.2)、愛媛県(3.1)などである。 流行性角結膜炎は、宮崎県で定点当たり報告数8.5、熊本県で4.9、鹿児島県で4.0と多くなっている。

全国情報(2001年 第40週)定点あたり報告数
2001年 第40週全国ブロック中国地区
区分全国北 海 道東 北関 東中 部近 畿中四国九州沖縄鳥取県島根県岡山県広島県山口県



定点数4654230405124875683953364329388411961
インフルエンザ-------------


定点数30201452518155335393453921923547549
咽頭結膜熱0.10.1-0.10.1-0.10.1-0.1-0.10.1
A群溶連菌咽頭炎0.51.20.60.40.60.30.70.62.50.10.30.70.9
感染性胃腸炎2.01.21.71.82.02.32.32.43.72.01.32.33.3
水 痘0.60.80.90.40.60.60.60.61.00.50.60.50.5
手足口病0.61.31.10.40.80.40.60.20.90.40.50.60.3
伝染性紅斑0.20.20.30.10.10.20.20.20.1--0.10.2
突発性発疹0.90.60.80.90.90.80.91.21.10.80.60.71.1
百日せき-------------
風しん-------------
ヘルパンギーナ0.30.90.50.10.20.10.30.40.80.10.10.30.4
麻しん-0.1--0.1--0.1-----
流行性耳下腺炎1.31.31.20.82.21.10.92.20.30.51.10.70.6

定点数634296116610513764723312209
急性出血性結膜炎---0.1---0.1----0.3
流行性角結膜炎1.01.40.81.10.60.60.92.2-0.30.80.81.2

定点数47023628675657386585219
急性脳炎-------------
細菌性髄膜炎-------------
無菌性髄膜炎0.1--0.10.10.10.10.1---0.3-
マイコプラズマ肺炎0.2-0.3-0.40.20.40.21.00.6-0.20.2
クラミジア肺炎-------------
成人麻疹-------------