トップページカレンダー |2001年第39週(9月第4週) |グラフ一覧


島根県感染症情報(週報) 第39週(9/24〜9/30)

県内情報(概況)定点報告患者数 |全国発生情報 |全数把握疾患(全国)

全国感染症発生情報(概況:第38週のIDWRダイジェスト).

1)全数報告の感染症
     1類感染症: 報告なし
2類感染症: コレラ1例(推定感染地:フィリピン)、細菌性赤痢8例(推定感染地:国内1例、インド3例、タイ、トル コ各2例)
3類感染症: 腸管出血性大腸菌感染症98例(うち兵庫県が18例)
4類感染症: アメーバ赤痢9例、クリプトスポリジウム症1例、クロイツフェルト・ヤコブ病4例(すべて孤発性)、 ジアルジア症2例、ツツガムシ病1例、日本紅斑熱1例(宮崎県)、日本脳炎1例(和歌山県、61歳)、破傷風1例 (東京都、67歳)、レジオネラ症1例、
急性ウイルス性肝炎7例{A型6例、B型1例(感染経路:性行為)}、
後天性免疫不全症候群16例{AIDS7例、無症候性キャリア9例、感染経路:不明3例、性行為13例(同性間8例、 異性間5例)}、
梅毒8例(早期顕症3例、無症候5例)、マラリア3例{熱帯熱マラリア2例(推定感染地:ナイジェリア、マリ各1例)、 卵形マラリア1例(推定感染地:インドネシア)}

2)定点把握の対象となる4類感染症(週報対象のもの)
      A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は第34週より定点当たり報告数が増加傾向にあり、第38週の定点当たり報告数 は過去5年間の同時期と比べやや多くなっている。今後、年末・年始のピークシーズンに向け患者数の増加が予 想される。伝染性紅斑は例年であれば最も患者数が少ない時期であるが、過去5年間の同時期と比較してかな り定点当たり報告数が多くなっている。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は減少傾向にあるものの、第19週 よりここ10年間で最大の定点当たり報告数が持続している。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数が多くなって いるのは、石川県(6.6)、沖縄県(4.2)、佐賀県(3.1)、富山県(3.5)などである。流行性角結膜炎は、宮崎県で 定点当たり報告数7.3、香川県で5.3と多くなっている。

全国情報(2001年 第39週)定点あたり報告数
2001年 第39週全国ブロック中国地区
区分全国北 海 道東 北関 東中 部近 畿中四国九州沖縄鳥取県島根県岡山県広島県山口県



定点数4638230405123475683753364329388411961
インフルエンザ-------------


定点数30201452518165335383453921923547549
咽頭結膜熱0.10.2-0.10.10.10.10.10.2--0.1-
A群溶連菌咽頭炎0.40.70.50.30.50.40.50.51.40.20.20.40.8
感染性胃腸炎1.91.11.31.81.72.12.02.33.81.71.21.82.3
水 痘0.40.60.50.40.40.40.50.60.20.30.50.60.4
手足口病0.71.71.60.41.10.40.80.32.10.60.50.70.3
伝染性紅斑0.20.20.40.20.20.20.20.20.1--0.10.3
突発性発疹0.80.50.80.80.80.80.81.00.80.70.50.81.1
百日せき-------------
風しん-------------
ヘルパンギーナ0.31.40.80.20.20.20.40.40.70.20.10.40.7
麻しん-0.1-----0.1---0.10.1
流行性耳下腺炎1.31.20.80.92.01.11.12.10.30.80.80.90.8

定点数634296116710513664723312209
急性出血性結膜炎-------0.1-----
流行性角結膜炎1.10.81.01.10.70.61.12.4-1.00.70.81.7

定点数46923628575657386585219
急性脳炎-------------
細菌性髄膜炎---------0.1---
無菌性髄膜炎0.1---0.10.10.10.20.20.1-0.1-
マイコプラズマ肺炎0.2-0.40.10.30.20.30.2-0.2-0.6-
クラミジア肺炎-------------
成人麻疹-------------