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島根県感染症情報(週報) 第38週(9/17〜9/23)

県内情報(概況)定点報告患者数 |全国発生情報 |全数把握疾患(全国)

全国感染症発生情報(概況:第37週のIDWRダイジェスト).

1)全数報告の感染症
     1類感染症: 報告なし
2類感染症: 細菌性赤痢10例(推定感染地:国内1例、タイ4例、インド3例、ベトナム、ラオス各1例)、 腸チフス1例(推定感染地:トルコ)
3類感染症: 腸管出血性大腸菌感染症 110 例
4類感染症: アメーバ赤痢6例、オウム病1例、ジアルジア症2例、バンコマイシン耐性腸球菌感染症2例、
急性ウイルス性肝炎7例{A型2例,B型4例(感染経路 性行為1例,不明3例)、C型1例}、
レジオネラ症1例、クロイツフェルト・ヤコブ病1 例(孤発性)、
後天性免疫不全症候群14例{無症候性キャリア12例、その他2例、感染経路:性行為12例(異性間7例、同性間 5例)、不明2例}、デング熱1例(推定感染地:タイ・カンボジア)、梅毒4例(早期顕症3例、無症候1例)、マラリア 2例(ともに熱帯熱、推定感染地:ブルキナファソ1例、アフリカ1例)

2)定点把握の対象となる4類感染症(週報対象のもの)
      流行性耳下腺炎は例年のごとくこの時期には減少傾向がみられているが、過去10年間の同時期と比較して最 大の定点当たり報告数が第19週から続いている。都道府県別では石川県(定点当たり報告数7.14)、沖縄県 (4.29)、愛媛県(2.36)などの報告が多かった。伝染性紅斑は、オフシーズンの定点当たり報告数としては、過 去5年間の同時期と比較してかなり多くなっている。マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は、新体制下でサー ベイランスが開始されて以来、今年が最も多くなっており、今後の流行シーズンを迎えるにあたって疾患の動向 が注目される。

全国情報(2001年 第38週)定点あたり報告数
2001年 第38週全国ブロック中国地区
区分全国北 海 道東 北関 東中 部近 畿中四国九州沖縄鳥取県島根県岡山県広島県山口県



定点数4620230405122275783653363729388411961
インフルエンザ-------------


定点数30131452518135345373453881923547549
咽頭結膜熱0.10.30.10.10.20.10.10.10.1--0.2-
A群溶連菌咽頭炎0.51.10.50.40.50.40.50.51.30.30.20.50.7
感染性胃腸炎2.01.21.61.81.92.32.12.43.12.31.52.62.3
水 痘0.60.60.60.50.60.60.60.60.80.40.30.60.5
手足口病0.82.61.70.41.30.51.00.32.70.50.51.00.4
伝染性紅斑0.20.10.40.20.20.20.30.30.50.10.10.30.2
突発性発疹0.90.61.00.90.90.91.01.21.20.60.70.81.2
百日せき-------------
風しん-------------
ヘルパンギーナ0.62.11.80.20.40.30.60.70.90.30.20.51.2
麻しん0.1-----0.10.20.2--0.10.1
流行性耳下腺炎1.21.01.00.92.01.01.01.80.30.81.01.00.7

定点数633296116710513664713312209
急性出血性結膜炎0.1------0.3---0.1-
流行性角結膜炎1.11.40.81.20.80.51.52.2-0.71.21.41.3

定点数47223628675657586585239
急性脳炎-------------
細菌性髄膜炎-------------
無菌性髄膜炎----0.10.10.10.10.2--0.2-
マイコプラズマ肺炎0.2-0.20.10.20.20.30.10.41.21.0--
クラミジア肺炎-------------
成人麻疹-------------