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島根県感染症情報(週報) 第37週(9/10〜9/16)

県内情報(概況)定点報告患者数 |全国発生情報 |全数把握疾患(全国)

全国感染症発生情報(概況:第36週のIDWRダイジェスト).

1)全数報告の感染症
     1類感染症: 報告なし
2類感染症: コレラ2例(推定感染地:国内1例,シンガポール1例)、細菌性赤痢17例(推定感染地:国内2例,中国 7例,インド3例,ベトナム,トルコ,タイ,ミャンマー,アフリカ各1例)、腸チフス2例(推定感染地:国内1例,インド1例)
3類感染症: 腸管出血性大腸菌感染症126 例
4類感染症: アメーバ赤痢6例、劇症型溶血性レンサ球菌感染症1例、ジアルジア症5例、レジオネラ症1例、
急性ウイルス性肝炎9例:A型4例、B型4例(感染経路:性行為2例,その他,不明各1例)、C型1例、
クロイツフェルト・ヤコブ病1例(孤発性)
後天性免疫不全症候群11例(AIDS2例,無症候性キャリア8例,その他1例)感染経路:性行為9例(異性間4例、 同性間5例)、輸血1例(海外)、不明1例、デング熱1例(推定感染地:タイ)、梅毒8例(早期顕症7例、晩期顕 症1例)、マラリア2例(熱帯熱1例推定感染地:ガーナ、三日熱1例 推定感染地:インドネシア)

2)定点把握の対象となる4類感染症(週報対象のもの)
      流行性耳下腺炎は例年のごとくこの時期には減少傾向がみられているが、過去10年間の同時期と比較して 最大の定点当たり報告数が第19週から続いている。都道府県別では石川県(定点当たり報告数5.28)、沖縄県 (3.24)、福岡県(2.40)などからの報告が多い。伝染性紅斑は、オフシーズンの定点当たり報告数としては、過 去5年間の同時期と比較してかなり多くなっている。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は34週以降定点当たり報告 数が増加傾向にあり、年末年始の流行期に向け、今後も報告数は増加するものと予想される。マイコプラズマ肺 炎は、新体制下でサーベイランスが開始されて以来最も多い定点当たり報告数となっており、今後の流行シーズ ンを迎えるにあたって疾患の動向が注目される。

全国情報(2001年 第37週)定点あたり報告数
2001年 第37週全国ブロック中国地区
区分全国北 海 道東 北関 東中 部近 畿中四国九州沖縄鳥取県島根県岡山県広島県山口県



定点数4631230405122575783853364329388411961
インフルエンザ-------------


定点数30221452518165345393453921923547549
咽頭結膜熱0.10.30.10.10.20.10.10.10.2--0.3-
A群溶連菌咽頭炎0.41.00.50.30.50.30.40.41.20.20.20.40.6
感染性胃腸炎1.81.01.41.71.82.02.02.43.41.61.62.11.9
水 痘0.50.60.40.40.40.50.50.50.60.40.50.50.4
手足口病0.82.71.50.31.20.40.90.41.70.70.31.20.3
伝染性紅斑0.30.10.40.30.30.30.20.30.20.1-0.20.2
突発性発疹0.90.60.80.90.90.90.91.00.80.80.60.91.0
百日せき-----------0.1-
風しん-------------
ヘルパンギーナ0.61.81.80.20.50.30.60.71.50.60.50.40.7
麻しん0.10.1---0.10.10.20.2--0.2-
流行性耳下腺炎1.21.10.90.81.91.01.02.00.60.81.00.90.5

定点数634296116710513664723312209
急性出血性結膜炎-------0.2----0.1
流行性角結膜炎1.11.10.91.00.90.51.62.4-1.31.01.81.0

定点数47223648675657386585219
急性脳炎-------------
細菌性髄膜炎-------------
無菌性髄膜炎------0.10.1---0.20.2
マイコプラズマ肺炎0.2-0.2-0.20.10.40.20.80.50.4--
クラミジア肺炎-------------
成人麻疹---0.1---------