県内感染症情報(概況).
1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
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腸管出血性大腸菌感染症が浜田圏域から3件(O26)、破傷風が出雲
圏域から1件報告されています。
腸管出血性大腸菌感染症(O157及びO26)発生状況
| 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 計 |
平成12年 | | | 17 | 8 | 22 | 3 | | 1 | 51 |
平成13年 | 1 | 2 | 2 | 32 | 36 | | | | 73 |
腸管出血性大腸菌感染症が多発しています。食肉は生食を避け、十分な加熱調理をしましょう。発生例には
ヒトからヒトへの感染もみられることから、手洗いを十分に行い健康管理に気を配ってください。
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2)定点報告4類感染症
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○麻 疹
:やや減少し、出雲圏域から3例が報告されています。
○ヘルパンギーナ
:減少していますが、1〜4才を中心に報告されています。
○流行性耳下腺炎
:隠岐を除く各圏域で発生がみられ、20例が報告されています。
○感染性胃腸炎
:減少していますが、発生年齢は10歳以上が中心となっています。
○咽頭結膜熱
:県央圏域から9例報告されています。今後多発することも考えられます。
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3)主なウイルス分離状況
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ヘルパンギーナから引き続いて、コクサッキーA4,A8型ウイルスが分離されています。
コクサッキーB3型が東部の咽頭炎から、B4型が中・西部の無菌性髄膜炎、咽頭炎から分離されています。
また、中・西部からの無菌性髄膜炎の検査件数が増加しています。
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主な感染症の3週間の動き
記号の説明
◎:流行している
○:やや流行している
△:散 発
×:患者発生なし
※疾患名をクリックすると、
グラフを表示します。
推移グラフ一覧
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