トップページカレンダー |2001年第31週(8月第1週) |グラフ一覧

島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
TEL:0852-36-8188
FAX:0852-36-8356

島根県感染症情報(週報) 第31週 (7/30〜8/5)

県内情報(概況) |定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)

県内感染症情報(概況).

  1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
     腸管出血性大腸菌感染症が松江6件、出雲6件、浜田15件。
 4月5月6月7月8月9月10月11月
平成12年  178223 151
平成13年1223224   61
 腸管出血性大腸菌感染症が多発しています。8月に入って、松江・出雲圏域でのO157の続発に加え浜田圏 域では、O26による施設内感染が見られています。 食肉は生食を避け、十分な加熱調理をしましょう。発生例にはヒトからヒトへの感染もみられることから、手洗いを 十分に行い健康管理に気を配ってください。

  2)定点報告4類感染症
     ○麻 疹 :報告例は少ないですが、全体に増加傾向にあります。
○ヘルパンギーナ :前週より減少していますが、1〜4才を中心に中・西部で多発しています。
○手足口病 :益田圏域を中心に9例が報告されいます。
○流行性耳下腺炎 :各圏域で発生が見られ、16例が報告されています。
○感染性胃腸炎 :依然として多発状態が続いています。

  3)主なウイルス分離状況
      ヘルパンギーナからコクサッキーA2,A4,A6,A8型ウイルスが分離されていますが、A4型が増加しています。 手足口病からコクサッキーA4,A6型ウイルスが分離されています。中部の無菌性髄膜炎から、コクサッキーB4型 が分離されています。

     主な感染症の3週間の動き
疾患名 全県 東部 中部 西部
ヘルパンギーナ [ W [ [
水 痘 N A K N
麻しん R M I A ×
流行性角結膜炎 B A × A A
流行性耳下腺炎 N E D N
手足口病 N J M N


 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし

 ※疾患名をクリックすると、
 グラフを表示します。



凡例
 推移グラフ一覧

島根県感染症情報(週報) 第31週 (7/30〜8/5)