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島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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島根県感染症情報(週報) 第30週 (7/23〜7/29)

県内情報(概況) |定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)

県内感染症情報(概況).
  1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
     腸管出血性大腸菌感染症が松江5件、出雲5件、県央1件。

腸管出血性大腸菌感染症(O157及びO26)発生状況
  4月 5月 6月 7月 8月 9月10月11月 計 
平成12年  178223 151
平成13年12229    34
 腸管出血性大腸菌感染症が多発しています。7月上旬は出雲圏域を中心にO26、O157の報告があり、中下旬 には松江圏域でも多く発生するようになりました。  手洗いを十分に行い、食肉は加熱をしっかりとして調理し、生食は避けましょう。

  2)定点報告4類感染症
     ○ヘルパンギーナ :松江圏域では減少傾向にありますが、出雲・浜田・益田圏域では依然多発状態にあります。 年齢別では4才以下の報告が90%をしめています。
○感染性胃腸炎 :出雲・大田圏域で再び患者数が増加しています。
○麻 疹 :松江・出雲圏域から11例の報告があります。
○手足口病 :益田圏域で急増し、15例が報告されています。
○流行性耳下腺炎 :松江・雲南・浜田圏域で発生がみられます。

  3)主なウイルス分離状況
      ヘルパンギーナから、コクサッキーA8型を中心にウイルスが分離されています。手足口病からは、コクサッキー A6,A10型ウイルスが分離されています。

     主な感染症の3週間の動き
疾患名 全県 東部 中部 西部
ヘルパンギーナ [ Z [ [
咽頭結膜熱 B A × B A ×
手足口病 N D N N
感染性胃腸炎 K J N A
麻しん O E L A ×
流行性耳下腺炎 W K K N


 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし

 ※疾患名をクリックすると、
 グラフを表示します。



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