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平成13年4月11日 島根県保健環境科学研究所 感染症情報センター TEL:0852-36-8188 FAX:0852-36-8356 |
３月_月報 /週報の月集計データ /ＳＴＤ・基幹定点月報 /全数報告疾患(全国)
１．県内感染症情報
１）全数報告感染症（１〜４類感染症）
アメーバ赤痢の報告が１例（松江圏域）有りました。２）インフルエンザおよび小児科定点報告
・インフルエンザ ３月初旬〜中旬と例年になく遅いピークで流行して、漸減しつつあります。 今期の総数は1,840と非常に少なく、出雲圏域でやや多い流行でした。３)眼科定点報告
・感染性胃腸炎 12月から流行が続いていましたが、今月になり半減しました。松江圏域からの報告が 多くありました。
・流行性耳下腺炎 西部でなお報告が多いですが、大田圏域ではかなり減少し、浜田でやや増えました。
・水痘 東部、中部および益田圏域で流行していましたが漸減しています。
・麻疹 出雲で１名報告され、松江および出雲圏域での１月よりの合計は７名になりました。
流行性角結膜炎が前月よりさらに増加し、出雲・浜田・松江圏域からそれぞれ８・３・１例報告されています。４）性感染症報告
そのうち年齢区分では９例が20才以上となっています。
・性器クラミジア感染症は前月より５例増加し、各圏域から10才代から40才代の合計11例報告ています。５）基幹病院報告
・淋菌感染症は10才代から40才代の男性から６例が報告され、そのうち前月に引き続いて中・西部に多い。
・細菌性髄膜炎が出雲で１名（10歳代）、無菌性髄膜炎が松江で２名（１歳）ありました。
・ペニシリン耐性肺炎球菌感染症は、東部で多く、10才未満が半数を占めています。
・薬剤耐性緑膿菌感染症は本年は報告がありません。
島根県感染症情報（月報） 3月（3/5〜4/1）