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平成12年11月15日
島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
TEL:0852-36-8188
FAX:0852-36-8356

島根県感染症情報(週報) 第45週 (11/6〜11/12)

第45週_週報 /島根県数値データ /全国発生情報 /全数報告疾患(全国)

1.県内感染症情報(概況)

  1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
日本紅斑熱:出雲保健所管内から4例報告されています。
  2)定点報告4類感染症
手足口病: 中部(雲南保健所管内)・西部(県央保健所管内)での発生がなお続いています。
流行性耳下腺炎: 西部(特に県央保健所管内)で引き続いて多発しています。
感染性胃腸炎: 東部を中心に微増傾向にあります。
水痘: 西部(益田保健所管内)を中心に増加しています。
麻疹: 前週に続いて、中部から2例報告されています。
インフルエンザ: 西部から1例が報告され、散発ながら発生する時期になりました。
 3)2000/2001シーズン用インフルエンザワクチン
平成12年度(2000/01シーズン)インフルエンザHAワクチン製造株、およびウイルス含有量については
A型:A/ニューカレドニア/20/99(H1N1)(IVR-116)  A/パナマ/2007/99(H3N2)(N1B-41)
B型:B/山梨/20/99  (平成12年7月10日付厚生省医薬安全局長通知)
インフルエンザワクチンの接種は0.5mlを皮下に、1回またはおよそ1〜4週間の間隔を置いて2回注射する。
ただし6〜13歳未満では0.3ml、1〜6歳未満では0.2ml、1歳未満については0.1mlづつ2回投与に改変。
高齢者に対しては0.5ml1回接種でよいと考えられている。

主な感染症の3週間の動き
疾患名 全県 東部 中部 西部
手足口病 [ W [ [
流行性耳下腺炎 R D B [
感染性胃腸炎 A E D A
水 痘 O B N O
インフルエンザ A A × A × A
麻しん D A × D A ×


 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし
 
 ※疾患名をクリックすると、
  グラフを表示します。



凡例
 推移グラフ一覧

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