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平成12年10月31日 島根県保健環境科学研究所 感染症情報センター TEL:0852-36-8188 FAX:0852-36-8356 |
第42週_週報 /島根県数値データ /全国発生情報 /全数報告疾患(全国)
1.県内感染症情報(概況)
1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
細菌性赤痢:出雲1例(海外渡航による)、松江2例、県央保健所2)定点報告4類感染症
管内から1例(食中毒による) 日本紅斑熱・ツツガムシ病:出雲保健所管内から各疾患1例ずつ報告
現在は、一年中でもっとも感染症の流行が少ない時期です。3)病原体情報
手足口病: 全体では減少してきたなかで、雲南保健所管内では定点当たり9.5人と多発しています。
流行性耳下腺炎: 引き続いて西部に多く、中でも浜田保健所管内で定点当たり5.34人と多発しています。
感染性胃腸炎: 減少傾向にありますが、西部では多い状態が続いています。
水痘: 西部(益田保健所管内)で増加しています。
麻疹: 中部から1例報告されています。
ヘルパンギーナ、夏風邪の原因として、コクサッキーA2,A4,A5,A6,A10型に加えA8型が分離されています。
主な感染症の3週間の動き 疾患名 全県 東部 中部 西部 手足口病 ◎ ○ ◎ ○ 流行性耳下腺炎 ◎ △ △ ◎ 感染性胃腸炎 △ △ △ △ 水 痘 ○ △ ○ ○ ヘルパンギーナ ○ × × ○ A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 ○ △ △ ○
記号の説明
◎:流行している
○:やや流行している
△:散 発
×:患者発生なし
※疾患名をクリックすると、
グラフを表示します。
推移グラフ一覧
島根県感染症情報(週報) 第42週 (10/16〜10/22)