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平成12年9月20日
島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
TEL:0852-36-8188
FAX:0852-36-8356

島根県感染症情報(週報) 第37週 (9/11〜9/17)

第37週_週報 /島根県数値データ /全国発生情報 /全数報告疾患(全国)

1.県内感染症情報(概況)

  1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
腸管出血性大腸菌:浜田保健所管内からO-157が1件
9月17日現在今年の累計前年合計
腸管出血性大腸菌 50人 17人


残暑が厳しく体力が弱くなっています。食品の加熱は中まで十分に!
レバー等食肉の生食はさけましょう。用便後、調理前には石鹸と流水で十分に手を洗う。
  2)定点報告4類感染症
手足口病: 夏休みが終わった頃から全県下で発生が増加しています。
ヘルパンギーナ: 全体で発生が減少しています。
流行性耳下腺炎: 全体の発生は減少したなかで、西部では多くみられます。
感染性胃腸炎: 全体では減少に向かっているものの、西部ではなお多い状態が続いています。
水痘 東・中部で増加し、そのうち1〜4歳での報告がほとんどです。
咽頭結膜熱 出雲保健所管内で発生が続いています。
  3)病原体情報
ヘルパンギーナ、上気道炎からコクサッキーA群(型不明)の分離がされています。

主な感染症の3週間の動き
疾患名 全県 東部 中部 西部
手足口病 [ [ Z [
ヘルパンギーナ Z N N W
流行性耳下腺炎 N B B [
感染性胃腸炎 A A × K A
水 痘 A B B A ×
咽頭結膜熱 N A × F A ×


 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし
 
 ※疾患名をクリックすると、
  グラフを表示します。



凡例
 推移グラフ一覧

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