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平成12年8月30日
島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
TEL:0852-36-8188
FAX:0852-36-8356

島根県感染症情報(週報) 第34週 (8/21〜8/27)

第34週_週報 /島根県数値データ /全国発生情報 /全数報告疾患(全国)

1.県内感染症情報(概況)

  1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
8月27日現在今年の累計 前年合計
腸管出血性大腸菌 47人 17人


腸管出血性大腸菌:全県で15件報告。特に雲南保健所からO-26が13件 破傷風:出雲管内から1件
残暑が厳しく体力が弱くなっています。食品の加熱は中まで十分に!
レバー等食肉の生食はさけましょう。用便後、調理前には石鹸と流水で十分に手を洗う。
  2)定点報告4類感染症
全体的に感染症の発生は減少傾向にあります。
手足口病: 発生報告が減少したなかで、中・西部で発生が続いています。
ヘルパンギーナ: 等・中部で発生が続いています。
流行性耳下腺炎: 全体の発生は減少したなかで、西部では多くみられます。
感染性胃腸炎: 東部では増加しているものの、全体では減少に向かっています。
流行性角結膜炎: 引き続いて中部で発生がみられています。
百日咳: 西部から1名が報告されています。
  3)病原体情報
ヘルパンギーナ、手足口病からコクサッキーA群(型不明)の分離がされています。

主な感染症の3週間の動き
疾患名 全県 東部 中部 西部
手足口病 [ M Z X
ヘルパンギーナ [ N N X
流行性耳下腺炎 W M N [
感染性胃腸炎 J D N A
流行性角結膜炎 K A × K A ×
百日せき A A × A × A


 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし
 
 ※疾患名をクリックすると、
  グラフを表示します。



凡例
 推移グラフ一覧

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