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平成12年8月21日
島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
TEL:0852-36-8188
FAX:0852-36-8356

島根県感染症情報(週報) 第32週 (8/7〜8/13)

第32週_週報 /島根県数値データ /全国発生情報 /全数報告疾患(全国)

1.県内感染症情報(概況)

  1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
今週の報告はありません。
  2)定点報告4類感染症
手足口病: 前週よりさらに増加し、中・西部を中心に53例が報告されるようになっています。
流行性耳下腺炎: 増減を繰り返して発生している中で、西部で多くみられています。
百日咳: 最近患者発生が多くみられ、東部から1例の報告があります。
ヘルパンギーナ: 各地で増加し、43例が報告されています。発症年齢も1〜4歳に加え学童期にも みられています
流行性角結膜炎: 引き続いて中部を中心に発生報告がみらます。
感染性胃腸炎: 減少傾向にありますが、なお西部では多発しています。
水痘: 各地区から12例の報告みられます。
  3)病原体情報
東・中部の咽頭炎、ヘルパンギーナからコクサッキーA4、A10型、手足口病からA5,A6型ウイルスも分離
されるようになっています。手足口病からは現在のところコクサッキーA10、エンテロ71型が分離されています。
アデノウイルス1,2,5,6型が咽頭結膜熱、上気道炎から引き続いて分離されています。

主な感染症の3週間の動き
疾患名 全県 東部 中部 西部
手足口病 R E R O
ヘルパンギーナ X N N O
流行性耳下腺炎 R N N [
感染性胃腸炎 N M N A
水 痘 A A A A
流行性角結膜炎 N A H A


 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし
 
 ※疾患名をクリックすると、
  グラフを表示します。



凡例
 推移グラフ一覧

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