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平成12年7月31日
島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
TEL:0852-36-8188
FAX:0852-36-8356

島根県感染症情報(週報) 第29週 (7/17〜7/23)

第29週_週報 /島根県数値データ /全国発生情報 /全数報告疾患(全国)

1.県内感染症情報(概況)

  1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
今週の報告はありません。
7月15日現在今年累計前年同期
腸管出血性大腸菌 25人 17人
手洗いの励行。食品は中心部まで加熱。レバー等食肉の生食はさけましょう。
  2)定点報告4類感染症
手足口病: 中部を中心に1〜4歳での発生数が多くなっています。
流行性耳下腺炎: 再び増加に転じ、東・西部で多発しています。
百日咳: 発生報告が続いていましたが、前週から報告が”0”となっています。
ヘルパンギーナ: 西部を中心に全地区で増加し、感染中心は1〜4歳となっています
流行性角結膜炎: 中部から2例の報告がみられています。
感染性胃腸炎: 減少しているなかで、・中・西部では依然多発しています。
水痘: 増減を繰り返し発生しています。
  3)病原体情報
咽頭炎、熱性疾患、無菌性髄膜炎よりエコー3型、コクサッキーB2、B5型が多数分離されています。
東部の咽頭炎、ヘルパンギーナからコクサッキーA4、中部からA10型ウイルスが分離されるようになっています。
アデノウイルス1,2,6型が上気道炎から多く分離されるようになっています。手足口病から培養細胞で
分離(同定中)されるようになっています。

主な感染症の3週間の動き
疾患名 全県 東部 中部 西部
手足口病 N D O N
ヘルパンギーナ Q P N O
流行性耳下腺炎 O N N O
感染性胃腸炎 N M N J
水 痘 D A N D
流行性角結膜炎 J A × A J ×


 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし
 
 ※疾患名をクリックすると、
  グラフを表示します。



凡例
 推移グラフ一覧

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