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平成12年7月17日
島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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FAX:0852-36-8356

島根県感染症情報(週報) 第27週 (7/3〜7/9)

第27週_週報 /島根県数値データ /全国発生情報 /全数報告疾患(全国)

1.県内感染症情報(概況)

  1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
腸管出血性大腸菌:雲南保健所、出雲保健所管内から7件。
日本紅斑熱:出雲管内から1件
7月3日現在今年累計前年同期
腸管出血性大腸菌 18人 5人
雲南管内より腸管出血性大腸菌O-26が連続して発生
手洗いの励行。食品は中心部まで加熱。レバー等食肉の生食はさけましょう。
  2)定点報告4類感染症
感染性胃腸炎: 減少しているなかで、西部では依然発生数が多い。
水痘: 発生数は前週の1/2に減少しています。
手足口病: 中・西部での発生が多くなっています。
流行性耳下腺炎: 引き続いて中・西部で多発しています。
百日咳: 今週は東・西部から報告がみられます。
ヘルパンギーナ: 東部を中心に全地区で発生しています。
流行性角結膜炎: 中・西部から5例の報告がみられています。
  3)病原体情報
咽頭炎、熱性疾患、無菌性髄膜炎よりエコー3型ウイルスに加え、コクサッキーB5型が多数
分離されています。また東部の咽頭炎、ヘルパンギーナからコクサッキーA4、中部からコクサッキーA10型
ウイルスが分離されるようになっています。

主な感染症の3週間の動き
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 N N W N
水 痘 M D N M
手足口病 E A × E E
流行性耳下腺炎 N N E Z
百日せき A A A × A
ヘルパンギーナ N N K E


 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし
 
 ※疾患名をクリックすると、
  グラフを表示します。



凡例
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