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平成12年7月10日
島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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FAX:0852-36-8356

島根県感染症情報(週報) 第26週 (6/26〜7/2)

第26週_週報 /島根県数値データ /全国発生情報 /全数報告疾患(全国)

1.県内感染症情報(概況)

  1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
腸管出血性大腸菌:雲南、浜田管内から3例、
腸チフス:出雲管内から1例、ツツガムシ:雲南管内1例
7月3日現在今年累計前年同期
腸管出血性大腸菌 18人 5人
6月に入ってから、腸管出血性大腸菌が県内各地から散発的に発生。0−157が12例、0−26が6例
  2)定点報告4類感染症
A群溶連菌咽頭炎: 西部では発生が多くみられていますが、他の地区では減少しています。
感染性胃腸炎: 中・西部を中心に幅広い年齢層で多発しています。
水痘: 再び各地区で増加傾向にあります。
手足口病: 中・西部での発生が多くなっています。
流行性耳下腺炎: 引き続いて西部で多発しています。
百日咳: 今週も中部から1例の報告があります。
ヘルパンギーナ: 19例が報告され、そのうち東部では12例が発生しています。
  3)病原体情報
咽頭炎、熱性疾患、無菌性髄膜炎よりエコー3型ウイルスが分離されています。また咽頭炎、
ヘルパンギーナからコクサッキーA4ウイルスが分離されています。

主な感染症の3週間の動き
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 N N Q N
水 痘 N K W N
手足口病 B A × B B
流行性耳下腺炎 N N B R
百日せき A A × A A ×
ヘルパンギーナ N N D B


 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし
 
 ※疾患名をクリックすると、
  グラフを表示します。



凡例
 推移グラフ一覧

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