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平成12年6月26日
島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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FAX:0852-36-8356

島根県感染症情報(週報) 第24週 (6/12〜6/18)

第24週_週報 /島根県数値データ /全国発生情報 /全数報告疾患(全国)

1.県内感染症情報(概況)

  1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
腸管出血性大腸菌:松江保健所、雲南保健所、県央保健所管内から3件報告がありました。
  2)定点報告4類感染症
徐々に夏型の感染症の発生がみられる時期となっています。
A群溶連菌咽頭炎: 減少傾向にあります。
感染性胃腸炎: 減少に向かっていますが、西部で1〜4、5〜9歳を中心に多発しています
水痘: 増減を繰り返しています。1〜4歳を中心に中・西部での発生が多くみられています。
麻疹: 前週に続いて中部から報告がみられ、4例発生しています。
流行性耳下腺炎: 報告数は減少していますが、前週に続いて西部で多発しています。
百日咳: 多発傾向が続いており、今週は2例の報告があります。
ヘルパンギーナ: 前週より発生が増加し、今週は10例の報告となっています。
流行性角結膜炎: 5週間連続で発生がみられています。
  3)病原体情報
東部の咽頭炎、熱性疾患よりコクサッキーB5ウイルスが多数分離されるようになっています。
1994年以来のの流行となっています。

主な感染症の3週間の動き
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 N N Z N
水 痘 N N O N
麻しん K A × K A ×
流行性耳下腺炎 W N D Z
百日せき J A × A × A
ヘルパンギーナ E B A A


 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし
 
 ※疾患名をクリックすると、
  グラフを表示します。



凡例
 推移グラフ一覧

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